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棟上げが行われました。四国中央市は晴天なり▲棟上げとは屋根の一番上の木材「棟木」と呼ばれている材木を上げる事から「むねあげ」と呼ばれています。棟上げは≒10人くらいの大工さんが他の現場を一旦止めて集合し一日で一気に骨組みを組み立てていきます。最近は3Dプリンター住宅が550万で販売予約を開始してNEWSになりましたが、棟上げは一つ一つの部材を組み立てていきます▲昔は近所の人を読んで餅投げ等をしていましたがその理由は、新しい地(村)に来て家を建てる吉事の反動で凶事が来ると言われていたので、餅やお米を投げることによって村の人々みんなでその凶事を少しづつ分け合って持ち帰え新しい住人に大きな災いが来ない様にする為でした。地域村人皆でお互い支え合っていたともいえます▲最近はツーバイフォーやプレハブ住宅が普及して「棟」そのものが無いので棟上げ文化が無くなってきています。又、言い伝えの祭りごとよりもご家族の記念的な意味合いが主流となってきました。少々寂しい気もしますが、やはり私もご家族の思い出としての棟上げが一番いいかと思います▲今回は棟上げ式などは行いませんでしたが長く住み慣れた場所での建て替え工事なので災いも無いのでご家族皆さまの記憶に残る棟上げとなっていれば一番良いと感じます▲お客様からは「感動しました」というご連絡を頂きました。これからも安全第一で現場施工よろしくお願いします。本日はおめでとうございました。
かしわじま歯科・小児歯科

なかなかいい写真が撮れました!玉島栢島に年明け開院する歯医者さん▲交差点に向けて思いっきり大きなガラス面を向けてみました。行きかう車や人々の目線を医院の中まで引込、待合からは周りの街並み風景を感じとれる仕掛けです。▲どうやったらこの場所で医院の存在が認知されるか?どうやったら患者さんが気軽に立ち寄れる町の歯医者さんになれるか?設計の段階で繰り返しファサードと見せ方を繰り返し考えてた時期を思い出します。それが今こうして形になっていくと感無量▲これからは仕上げ工事、完成まで引き続きよろしくお願いいたします。
国正精密


内装が少しづつ出来てくると思案していた時期の記憶を思い出しながら頭の中で見比べていきます▲あぁこの部分は迷ったけど正解だったな、やはりこの色合いは良かった…。など自分の中での正解を見返すことは楽しみの一つです▲国正精密の完成も近づいてくると同時に嬉しさが増してくるこの時期です。事務所でこのクオリティー。色んな制限がある中で良くここまで出来たなと。施工会社の協力とお客様の理解力と設計力と色んな事が良い方向に向いて出来ている▲それが当たり前のことで意外と出来ない事で簡単なようで難しい事ですが、私たちはいつも良いクライアントと良い協力会社に恵まれているようです▲波長が合うという事は一番大切なことかもしれません。

葉音の暮らし


ここは4.5畳の小さな和室ですがお父さんがくつろぐ大切な場所です。数寄屋とまではいかないけど落ち着きくつろげる和室になれば良いなとの思いで考えてみました。久しぶりではありますが自分の手でトレッシングペーパーに書き起こした図面が形になると嬉しいものです▲この和室は庭に面していてお父さんが縁側に座ってお孫さんが庭で遊ぶ家族の風景。今日みたいなそよ風が流れる日に庭の木々が揺れ、カサカサと葉音が鳴る庭の風景。そんなひと風景を目指して考えてみました。▲あと少しで一期工事が終わり二期工事の本宅が着手する住みながらの建て替え工事。「一年もかかるおっきな工事やなー」とポツリお父さんが一言…その顔はほんのり嬉しそうな表情が見えた気がしました。
西崎歯科院

新プロジェクトスタート▲電車と新幹線、貨物が通過する音が心地良い中地鎮祭が執り行われました。駅前とも言う事もあり、騒音にはならない程よいBGM▲今回はちょっと田舎の北欧テイストの歯科院です。明るく落ち着き優しい雰囲気の空間になれば良いな・・・と設計を繰り返してきました▲衛生士さんを大切にするドクター。建物だけではなく医院内の雰囲気も優しくなりそうです▲今回は竹下登元首相の生家「竹下本店」の酒造りを継承した田部竹下酒造の純米吟醸を奉献酒としてご用意させていただきました。お父さんの歯科院を継承して今回新たに建替えを行い開業するドクターにはピッタリなコンセプトだと思います。是非ご家族でご賞味下さい。本日はおめでとうございます。
raffiné


raffinéそろそろ打合せが終盤に。あっという間というのか永かったというのか、どちらにしてもとても素敵なご家族のお手伝いに携われたことに心より感謝します▲今回のprojectは弊社でなくては出来なかった設計になっていると胸を張って言えるかもしれません。木造でありながら大空間の実現とコンクリートとのハイブリット構造、光の操作やプライバシーの確保。そして全体の色彩仕上げストーリーも導く事が出来ました▲都市型住宅には設計側の制限も住み手側の制限、作り手側の制限など乗り越えないといけない多くの課題があります。これらの課題を3者で乗り越えていければ成功▲ただ最後まで見る事が出来ない事が心残りですがここまでようやく6割。残り4割はもっとも大切な現場監理になります。AIやVRが差し迫っている時代ですが、アナログ方法で楽しみながらしっかり打合せして体感して家づくりを楽しんでいってもらえたらとねがいます。
Café con leche

Café con lecheお客様と出会ったときはご夫婦お二人でした。その時からいうと16ヶ月の月日が流れ、今ではご家族も増え3人で打合せをするようになりました。毎日あっていないからこそ赤ちゃんの成長が凄く感じられる今日この頃。。。孫より会っていると不思議おじいちゃん感覚になってきているのか!?▲着工までもう一息。家が完成して、お子さんが大きくなって、お父さんお母さんが創った家をリノベーションたいと言い出して、どこの頼む?又、風景にしよう。そんな会話が30年後出てくるように大切に創っていきたい考え続けて早10年。▲色々模索してたどり着いたのはやはり原点のリノベーション。設立当初から掲げていたコンセプトの【次世代に引継ぐ家づくり】をより確実にするために、風景のある家をつくったら更に永く記憶と家族の風景を引き継いでいくためリノベーション事業を本格的に開始しようと思います▲606ブランドのワンストップリノベーション。いい響きだ~!あ、30年後になると私が83か…目標が出来るとワクワクして今より頑張れる気がする!!!
かしわじま歯科・小児歯科


玉島で計画中の歯科院▲一番大切な診療室のモニターと診療チェアーの最終配置を決定している一コマです。原寸大のモニターをかかげ、原寸大のチェアー図面を床にかぶせて位置決定。この後診療チェアーに接続する電気配線と給排水配管の位置をミリ単位で決定していきます▲どの歯科でも同じように見える診療室ですがドクターの考え方によって微妙な位置とチェアーの種類は全て異なるので毎回このようにシュミレーションは欠かせません
二階部分の開口の大きさも急遽現場変更のご提案をさせていただきました。図面上と現場での見え方見せ方がイメージしていたことと違う場合は変更して整えていく事も私たちの大切な監理の一つ▲早めに気が付いて良かった。。。▲さて次はエアコンや電気などの整理整頓を!最後にもう一仕事です。
バッチバチ

新プロジェクトのスタートです▲岡山市内のまだまだ田園風景の残る土地は繰り返し一緒に探してたどりついた場所です▲とても理想的な家づくりのスタートの仕方でしたの少し紹介したいと思います。これから家づくりを始める方にも今進め方を是非参考にしてください▲初め出会い家づくりを始めるという事からまず始めにライフプランで家計の見直しを行ってもらいました。皆さまのライフプランに立ち会っていると意外と使途不明金がある事が共通しているようですが、決して悪いことでは無く今気が付く事がとても大切。今現在の状況で家づくり資金を考えるのではなくお子さんの成長と共に出ていく費用は変わっていき家計にも必ずショートする時期が来ます。その時期を把握して早めに対策を取りながら全体総予算を決めていくのがライフプランです。完全終わる手前で土地探しを始めました。希望土地と建物にかけれる費用のバランスが程よく取れれば理想で、予算を考慮しながら土地を探していきます。100%理想の土地は無いとよく言いますが、それを補うのが設計の業。土地が決まる辺りに総予算の資金計画を作成してラフプランと照らし合わせながら進めていく事が出来た理想の進め方でした▲数か月土地探しとライフプランを繰り返しながら創り上げてきた家づくりは・・・▲「奥さんどんな家が良いですか?」「バッチバチにかっこいい家にしてください」「・・・はい」そんな感じで始まった感度高い家づくりの始まりです。
koderadentalClinic

伊福町に計画の歯科院▲ほぼハード面の打合せがまとまり最後はデザインの打合せです▲仕上げ材料とカラーコーデ、照明の演出とサインデザインをご提案です。全部がつながる色彩計画はいままでイメージしながらコストを踏まえて温めきた事を一気に解離す時!これを踏まえて現場インしたら現場を歩きながらイメージを確認してもう一度構想を見返して再度ブラシュアップしていきます▲小さい敷地ながらもデザインいっぱい溢れるデンタルクリニックになります。現場インが楽しみ!!!
葉音の暮らし

現場に提出する和室の詳細図です。老眼鏡が手離せません。。。▲設計図では納まりきっていない詳細なミリ寸法を整理しながら・・・やはりだめですね~。。。書き始めるとついついあれもこれもとデザインしてしまい、棟梁に怒られそうです▲現場監理での楽しみの一つはディティールを詰めて設計よりも感度を上げていく事。これが楽しくこれが創っていっている感がやめられない▲久しぶりに手を動かしてみてやっぱり設計が楽しい。そんなひと時でした。
葉音の暮らし

広島西区にて棟上げを行いました▲今回は住みながらの二世帯住宅の為、1期工事2期工事と二回に分けて一年かかりの大工事▲庇を通常よりも長く出したことによって優美な佇まいのシルエットが見えてきたことが嬉しかった一日▲でももう一ついい気持になったのが・・・↓

最後はお客様から棟梁をはじめとした大工チームにお気持ちを頂き終了となります。お客様がご用意された手土産の封筒にさり気なくついていた梅引が凄く印象的でした。梅引には色んな意味が込められていて縁起物でもありながら「固い絆」という意味。ご夫妻の想いがなんかほっこりします。。。▲しかしうまくいい事が続かないのが世の中・・・。気持ちよく広島を後にしたら倉敷でまさかの自己渋滞10km・・・。心折れた・・・⤵
collect

愛媛で梅雨の合間に地鎮祭▲既存建物解体後初の現地はとても広く、完成形のイメージがどんどん湧いてきました。周りからの視線とライトコートへの光の入り方、圧迫感や広がり感など改めて検証できた良い地鎮祭となりました▲今ならまだ間に合う!再度配置と高さを検証して後悔の無い素敵な家を完成させたいと思います▲今回セレクトした奉献酒は「花火」。青森鳩正宗の夏限定酒。発泡純米なのでもうすぐ訪れる夏、キンキンに冷やしてご家族と花火をしながらご賞味ください。本日はおめでとうございます。
クルマのための家


そろそろ仕上げをイメージしながら入る時期になりました▲いつもお世話になっているタイル屋さんに飛び込み相談しながらサンプルを用意して並べてみる。。。他ではなかなか見る事の無い味のあるタイルは時間と共に「古美る」。旧車をこよなく愛するオーナーにはピッタリだと思いながら吟味して、自分の中で二拓に絞り込み打合せに挑むとピッタリマッチング。想わず「おーーー!」の雄たけび!!!▲この流れで今日は内部仕上げをイメージしながら一回目の仕上げ図面チェック。味わい深く奥深く!方向性は見出していつものように現場インして立体になっていく様を感じながら色味仕上げを最終決定させます。
国正精密


秋完成予定の国正精密本社屋▲重量鉄骨造で大スパンを創り、鉄骨造でありながらポイントポイントでコンクリートむき出しの表情を表してみる設計。最終コンクリートも終わり最上階のRC手すりをが姿を現しました▲定例打合せはオーナーのスピード即決で、次々に検証事項が決定事項に移り変わっていく様は毎回スピード感を感じています。しかも楽しくいい雰囲気で!▲梅雨時期の外部工事は思うように進まず関係者も内心ピリピリ感がありますが雨仕舞が終われば一気に人海戦術で内部仕上げに掛かっていけます。オーナーのスピード感に負けずに!▲建設場所は当新田ハローズの駐車場から見えますので、近くに立ち寄った際には仕上がりゆく姿をご覧ください。

MARGAUXの家





67回目になる作品展が無事終了してお引渡となりました▲最初の土地探しから完成まで楽しい打合せをさせていただいたことに感謝するとともに協力していただいた関係者の皆様には大変お世話になりました。途中銀行関係や予算的な事で挫折しそうになったこともありましたが皆の協力無くては達成でききなかったと実感しています▲作品展では多くのOB様方が久しぶりに会場を訪れていただき最高の時間を過ごせたことも今回一番の嬉しさでした。目の黒いうちは目標100回を目指したいと思います▲お引渡後自分色でインテリアを創り上げていく事だと思いますので「その後のMARGAUXの家」を期待したいと思います。皆さまお疲れさまでした。

koderadentalClinic

新しいプロジェクトがはじまりました▲岡山中心部に計画の歯科院。敷地はいつもより小さい為、かなりの制限がある。そんな中、出来るだけドクターの想いを詰め込みまとめてみました…がやはりてんこ盛りすげて色んなことがあふれ出してしまったプランになっています。詳細微調整を繰り返し何とか打ち合わせに使える図面に整いつつある現状…▲ようやくまとまった図面なのに天邪鬼が面白半分頭の中を通り抜ける。。。でもなー予算が。。。でもそれをすればより良くなるしなー。。。繰り返し葛藤していくのが実施前のエスキス。不思議なことにこれを繰り返せば繰り返すほどよくなるのが設計▲上品でエレガントな歯科院が伊福町に来春完成します。
かしわじま歯科・小児歯科


玉島で計画中の歯科院7月棟上げに向けて現在進行中です▲関係者一同が集まり第一回目の現場定例。先ずは棟上げで関係してくる設備配管の再確認。医療関係の配管もあるので念入りに…。それに関係してくるのが電気関係。コンセントや弱電などを確認していきます。並行して先ずは家具確認を広く浅く、看板の話も少し…。と打ち合わせしたいことは山ほどありますが、工程に沿って順番に確認していくのが風景のある家の現場定例の進め方です▲現場を楽しむ。造っていきながら確認する。私たちの場合は設計時と現場時の二回同じことを打合せしていきますが、最終の仕上げと色合いは現場入ってからが本気。建物が建ちあがりながらイメージをし直して納得いく提案をしていきますので結構設計時と変わる事が多いかもしれません▲玉島大橋西の交差点。工事中近くを通る事があれば出来上がっていく様をご覧ください。
6/10+6/11(@福山)で第67回風景のある家完成住宅作品展です。11日のみ少々空きがありますのでご希望の方はご連絡お待ちしております。お問合せ先はinf@huukei-design.com又は08029425000迄。お待ちしております。

PLAYsports



倉敷に計画中のサッカー専門店PLAYsportsの店舗改装▲今回は思い切ってOSBで統一した内装…。3室を繋げて広い空間にした。しかし、奥行き感を出すために敢えて下がり壁を残しながら壁を貫通させています。閉じながら広げ、広げながら閉じることによってより広く見せる設計の技▲ここまでOSBで統一するとなかなかの迫力とシンプルな差別感。置き家具什器もOSB。ここまで来たら勿論思い切って床もOSB。この割り切り感とそれを理解して受け入れてくれたオーナーさんの感覚でかなり良い感じの店舗になりそう。大工さんはしばらくOSBは見たく無い…とのこと。。。もう少しよろしくお願いします。▲8月に倉敷市宮前にてOPEN

6/10+6/11は第67回風景のある家完成住宅作品展「MARGAUXの家」(@福山)開催。ご予約はinfo@huukei-design.com又は08029425000まで。
葉音の暮らし


7月7日七夕一期工事棟上げに向けての広島市内で外部仕上げ再確認打合せを行いました▲現場はこれから基礎工事。真ん中にこんもり盛り上がったところは基礎スラブというコンクリート版が出来ますが、地盤からの湿気が基礎上に上がってこない様にポリエチレンシートという「防湿シート」と言われるのビニールをかぶせています。その周りの薄いコンクリートは「捨てコン」。これは構造のコンクリートではなく墨出しをするためのもので化粧する時のファンデーションみたいなもの。そして「墨出し」とは職人さんが現場で仕事をするために基準になる線で、設計図書を基に基準線を墨を付けた紐で描いていきます。地面に設計図を描くイメージです▲我々の業界はこんなに進んだ時代でも未だに昔ながらの施工方法。。。モノづくり手作りの職人の世界はずっと変わらない。変わって行かないといけないのか、変わってほしくない…そんな不思議な心境です▲20代初めのことは4H・2H・H・F4種類の鉛筆をカッターで研ぎ、和紙のトレッシングペーパーで図面を書いていた頃があります。時間はかかり間違えれば消しゴムで消してまた書直す。絶対に紙を変えて新しく書く事は許されず、書いては消しての繰り返しで同じ一枚の紙で書き上げるまでずっと使うのが基本。そんな事を繰り返しながら心身共に鍛えられた。Hなんて使わなければ楽に消せるのに…と。。。完成して印刷、といっても今は無きアンモニアの臭いが癖になる青焼きで仕上げると、Hシリーズで描いた図面はCAD図面に負けないほどのシャープな芸術的図面に仕上がる。その仕上がりを見たい為に辛さを忘れまた頑張る▲昭和かな!?多分私の年代が最後の昭和世代。これからは新しく今までとは違った価値観の鍛えられ方研ぎ染まれ方が出てくるだろう・・・見てみたい▲それでも「葉音の暮らし」は昭和感覚で創り込んでみたい
6/11.12は福山市新涯で67回目の完成作品展です。ご希望の方はご予約ください。予約先はinfo@huukei-design.com又は08029425000まで。

raffiné

新プロジェクトがはじまりました▲岡山中心部に計画のこの「raffiné」は上品な品格のある仕上げにしたいと願い名付けました。全体を優しいグレージュ色にまとめ上げてアクセントにblackと間接照明で設えます▲密集する場所だからこそ広がりが随所に感じられる設計の仕掛けと、降り注ぐ光の道を考えていきます。
第67回風景のある家完成住宅作品展を6/11+6/12福山市新涯で開催します。家づくりをお考えの方はご気軽にお声おかけください。

まった歯科


新projectのスタートです▲倉敷に計画の木肌を感じさせるDentalClinicです。開放的で温もりがある、そして自然を感じる事の出来る空間を提供できたらいいな…と思って設計しています▲裏手に山が迫っているこの敷地では、大地が持つ山のうねりの生命力と、新緑が生み出す1/f(ゆらぎ)を建築で表現してみました。連続で連なる屋根からは隙間とハザマからガラス越しに想定外の光と風景を生み出すちょっとした設計の仕掛けを施しています▲来年の蝉が鳴く頃この素敵なクリニックが誕生します。
6/10~6/11の二日間福山市新涯にて住宅の完成見学会を開催します。約100坪の敷地をぜいたくに使ったほぼ平屋のコートハウスとなっています。中庭や猫足の置きバス、半地下ヌック、大きな開閉天窓などなかなか見る事の出来ないテイストに仕上がっていますので是非お誘いあわせの上ご予約ください。第67回風景のある家完成住宅作品展「MARGAUXの家」のご予約はEventご予約フォームからか08029425000からお問合せください。



PLAYsports


急ピッチで進むサッカー専門店の改装工事▲壁をくり貫き3つの店舗を繋ぎ合わせ、子供コーナーと大人コーナーなどシーン別に展示予定です。袖壁を敢えて残す事で、ほんのり囲みながら開く設計手法でより奥行き感を感じさせるようにしています▲住宅の設計でも当てはまる事ですが、広く感じさせる為にはガランとワンルームにするより遮りながら繋げるさじ加減の設計手法を使った方がより広くがん辞させることができます▲これから床を上げて、今回はOSB仕上げでミニマム空間を創る他にないスポーツショップを目指しています▲8月倉敷にOPEN
葉音の暮らし


母の日前日、広島西区で地鎮祭を執り行う事が出来ました▲今回は住み続けながら2期工事に分けて建替えを行う計画です。先ずは宅内引越しをしてもらいからの一部解体→1期工事着手。1期が出来たらもう一度宅内引越しをしてもらい解体からの2期工事着手。最後にジョイントとなかなかな精度と難易度の痺れる現場スタートですがかなり手ごたえのある良い住まいが完成しそうなので楽しみなprojectとなっています▲地鎮祭はあいにく雨模様でしたが、珍しく仏式の地鎮祭…。しばらくすると聞き覚えのあるお経!?あれれ?もしかして…我が家と同じ宗派のようで、一年前他界した母の事を思い出したりと雨音のBGMが心地よく感じたひと時でした▲奉献酒には福岡県の「庭のうぐいす」を。一年後完成したら庭の緑にうぐいすなど鳥の鳴き声が聞こえてくるようにと願いを込めて選ばせていただきました。是非冷やしてご賞味ください。
MARGAUXの家

6/10と6/11で作品展が決定した「MARGAUXの家」▲コの字プランのプライベートコートがある創りになっています。このコートを囲うように敢えて廊下を配列して魅力的な空間と仕上げます。廊下なのに天井がR!これは光と影を柔らかくグラデーションさせLDKまでのアプローチをドラマチックに演出する仕掛けです▲コートと室内の床面は極力近づけて一体感を出すように設計。コートに突き出すチョイ地下のヌックは外ぐ空間へつながりリビングと絶妙に何となく隔離する…でも繋がっている。そんな絶妙な位置関係を設計しています

フランスボルドー地方をインスパイア―してこの建物は他では体感できない魅力的な設計となっています。少し先になりますが作品展予約開始しましたのでお早目のご予約をお願いいたします
▲ご予約はEventページからお願いします。
クルマのための家

新しいprojectが始まりました▲車をこよなく愛するオーナーが共に暮らせる場所を探し求めこの物語がスタートしました。河川敷の景色の良い立地を手に入れて流れ移り変わる景色をダイレクトに生活空間へ取り込むLDKとヌックが存在するパティオ。周りの景色をシャットアウトして時間を感じる本棚に囲まれた時の場所・・・▲様々な場所に様々な景色と様々な時間の過ごし方が出来る仕掛けを設計してみました▲でも、やりすぎるとコストオーバーになるので強弱付けながら進めようと思っているのに…「かわしまさんこれ付けたい」「ダメです」。「かわしまさんこれいいな~」「ダーメです」。「これ昔からあこがれていたんだけど…」「ダーーーメです」・・・こんな感じで笑いの中にはな咲いているやり取りが日常茶判事!負けるものか!自分を信じて己の道を進むべし。がんばれ俺!
国正精密

いよいよ待ちに待った鉄骨建て方が始まりました▲さほどデザインを考えずに流すことが多い裏階段を鉄骨発注まで決められたコストと戦いながらギリギリ繰り返しデザイン。。。努力は結果に表れると改めて確信した日でした。ただ満足してはいけない自分もいるので、敢えてもっと改善するべきところを見つけながらの現場周り。

設計駆け出しのころ2件目に手掛けたのが鉄骨造。もう30年前になりますが当時は全く分からないまま鉄骨屋の親方に迷惑かけながら生意気を言った尖がっていた20代。その尖がりさが良かったのか悪かったのか可愛がってくれ良くご飯に誘ってもらった頃が懐かしく鉄骨を見ると思い出します。

どんどん成長している国正精密本社にお伺いして打ち合わせをする前の社長の雑談が面白くていつも勉強させてもらっています。この前のお話は即実行!▲設計という業を通じて出会うお客様から「何か一つは吸収しよう」という気持ちでいつも出会いを楽しみにしているので個人的に興味津々。どんどん吸収してその御礼に設計以上のクオリティーにしてお返しする…そんな気持ちを込めて本日はおめでとうございます。
Café con leche

とても景色のいい場所に計画中の「Café con leche」▲風景のある家のお客様は皆さんは不思議とやる気を起こさせる天才ばかりです。物の売り買いでなく一緒に創っていく感を感じ取れ、そんな感覚を覚える瞬間はやっぱりこの仕事していて良かったと思える時です▲このCafé con lecheのお客様もずば抜けた天才のご家族。お人柄かな~!?とても良い雰囲気でお話が出来てとても楽しみなprojectになっています▲実施設計前のエスキスをしながら全体を整えてこれから詳細設計スタートします。ピットリビングや階段、中庭、ギャラリーガレージ…など盛りだくさんのデザイン要素が揃ったのでこれからつなぎ合わせて編集しストーリーを創っていく。映画製作の様な流れで妥協の無いドラマを設計をしていく…。その中に家族の風景が見え隠れすることが出来れば完成です。…と先日撮影したプロモーションビデオ製作現場で同じ様に感じたこと。あぁ、設計も同じだな。設計という作業の中にドラマを考えながらエスキスし設計する▲とても良い経験が現在進行形のprojectに重なってしまいました!

風景のアトリエ


風景のプロモーションビデオ撮影中の一コマです▲普段家づくりを行っていくなかで、一番大切な白紙から生み出す過程を映像で表現できればいいなと思っています。設計事務所では門外不出とされていたエスキス段階の風景。お客様が見る事はない住まい提案の制作、掟を破って過程を見える化し少しでも設計の世界観を感じ取ってもらえれば幸いです。絵画作家、料理人、デザイナー、珈琲職人…様々な専門職も方々も表に出る前の準備仕込みの段階、もっともっと前の段階、何かを生み出そうとする段階、業種が違えど同じような感じだと思います。正解は自分の中にある…。



物づくりで生み出す過程と頭の中に現れた何かを導き出す過程を大切にしたいという想いを表現していきます▲近日HPでさりげなく公開予定

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新しいprojectが始まりました。計画地は愛媛県▲ご家族を大切にするご主人はキッチンと中庭を繋げて一帯で楽しみたいとの思いで始まりました。周りからのプライバシーを遮りながらご家族だけの包まれたプライベートコート。ここでバーベキューや日向ぼっこ…家族の時間を過ごせる場所を創り出します▲中庭に対しては規格以上の大きな開口部を設けて開放感あるLDK。リビングの一部に出窓仕様のヌックを突き出して外部へ内部を突き出してみる。斜め天井は単調になる空間を外に向けて方向性を創る。間接照明を灯し、仕上げの統一感を設計しながら全体をまとめる▲沢山の設計要素を詰め込んで風景のある家の設計を愛媛地に送り出します。