Huukei-Design.LLC

Report

風景のアトリエ

今年度初の非常勤講師専門学校の講義が始まりました。未来の建築家達がどんな授業を学んでいるかを少しご紹介したいと思います。今年は初試みで奉還町商店街に焦点を当てて設計製図の講義をしていきます。初回は学生みんなと奉還町を歩き敷地リサーチしその後気づいた点や感じたこと、疑問に思ったことを地図にマッピングしました。そこから・・・

疑問感じたことをもとに自分たちで設計のテーマを見つけていきます。この自分で設計のテーマを生み出す力は実際の実務設計提案力でも必要になる事で如何にいいテーマを見つけるかによって設計の良し悪しが決まってきます。今回は奉還町商店街の中に5つの敷地を指定して4~5人のチーム制で考えてくようにするのですが、このチーム制というのも実務の世界では必要不可欠で100%自分の意見が通らないけどチームとして120%のパフォーマンスを発揮することを学ぶことになりとてもいい講義だと思います。

私自身がいつまでも若い感性に接して古臭い考え方をしないように絶えずアップデートする。。。との思いで始めた非常勤講師。最終バブル世代の私とZ世代の学生、この世代格差を否定するより受け入れ理解することで20歳の感性に触れながら私自身もまた一年間学んでいきたいと思います。

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奈義の宝石箱

待ちに待った奈義の棟上げです。8個の箱がズレ重なり合い連なっていく店舗兼住宅のプロジェクトです。20代の駆け出し尖がっていたころ「数字で形を追うのではなく感覚を数字にした方がよい建築ができる」と教わったことを記憶しています。今回奈義の計画も感覚を頼りにズラシ重ね数字に置き換え連なった建物。それでは教えが正しければいい建物ができること間違いなし…と証明してみましょう!

敷地は奈義山と桜並木が背景にあるのどかな風景。一日では全て棟上げが終わらなかったので今日くらいに全部棟が上がりそうですが奈義の神風広戸風にみんなビクビクして進めていっています。餅投げは急遽手渡しに変更して餅やお菓子などを配って地域の人たちにご挨拶することにしました。手渡し型餅投げは初めてですが、お一人お一人の顔を見てご挨拶御礼ができるのでこのやり方も選択肢の一つですね。

建物内部は交差している部分が想像できて楽しそうな内部空間になりそう!予算という壁を乗り越えて全体のコンセプトとこだわりを崩さずに何とか此処まで来れた嬉しさが現場を眺めるとジワジワとこみ上がってきた一日です。やっぱり妥協して守りに入らなかったことが良い結果が生まれた一番の要因だったと感じます。

参考に予算組してみたい方はこちらをご参考にしてみてください↓↓↓
弊社では資金計画からライフプランまで家づくり前のご相談も得意としていますのでご気軽にお声おかけください。

費用について | 風景のある家/岡山の注文住宅/岡山のリノベーション/岡山の設計事務所 (huukei-design.com)

葉音の暮らし

現場はいよいよそろそろ仕上げの大詰めに入ってきました。久しぶりに老眼鏡をかけてキッチン周りの木製建具詳細を書いてみました。出来るだけスタッフに任せ図面は書かないようにしているのですが、久しぶりに書くと面白く止まらない…ついつい予算以上のことを。工務店さんすみません。。。
最終仕上げ社内ミーティングは・・・

オーク材を基調とした落ち着いた色彩にまとめていく為何種類かの色の組合せを繰り返して事前決定していきます。急遽初めて使う壁紙サンプルを取りにサンゲツまで久しぶりに行ってきました。そして整った色彩バランス。ここからどこにどの素材を使うかを決定していきます。イメージするのは昼間自然光だけの陰影シーンと夜暖色系の明かりが灯された時です。事務所の照明をつけたり消したりして疑似体験をしいざ出陣!!!

まだまだ仕上げ前の現場ですがとてもいい空間ができることがすぐ想像できる現場に内心顔がほころびます。お客さん支給品の照明器具の取付位置も微調整の指示をして、色塗り分け部の確認など微調整微調整で整えていきます。このヌックがある廊下空間もいい感じです。設計の時かなり悩み続けた結果が形に表れているのがうれしい。

この中庭には緑が茂り、読書をしたりお茶したりできるそんな時間が想像できました。そして「面白くなってきた」とお客様がぼそっと一言。。。面白くなってきた!

弊社では県外からのご依頼もお受けしています。ご興味ある方はこちらをご覧下さい↓↓↓

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koderadentalClinic

現場打合せも段々と大詰めになってきました。今日は内部仕上げの打合せ・・・。前日社内で最終確認をしていざ出陣!!!打合せ前は社内で事前に仕上げを決めるのですが、これがまた想像以上に大変で頭がズドーンと重くなるのが度々です。多分一気に集中するからでしょうかね!?一階から決めていって2階に行くころにはもう精神力が限界に近くなっていることも度々。

さぁ細かいところまでここは黒・ここはグレー・ここは木目など順次ご説明していきますが、凄い!!!この複雑な仕上げの切り返し内容にお客様が着いてきている(驚)
専門でなければ立体想像はなかなか出来ないのが通常ですが立体にイメージができていっています。それもサクサクっと!精神力限界などと言っている自分が恥ずかしい。。。
いつも一緒に打ち合わせ参加している可愛いオテンバ君たちは・・・

イケメン電気屋さんと盛り上がっていました。いつもの安心できるメンバーで完成まであと一息よろしくお願いします。また次回もよろしくお願いします。

設計から現場までの進め方などはこちらをご参考にしてください↓↓↓
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Café con leche

3/31年度末そして第11期締め日そして「Café con leche」の棟上げと盛り沢山の一日でした。この日の建部はとても暖かくちょっと前まで雪が積もった事が想像できない位のいい天気でした。現場前の桜は・・・2分咲きくらいかな!??一年後は二階大窓から桜が目の前に見える素敵なロケーションです。

お客様ご家族は朝から一日現場で大工風景を見ていたようです。お子さんは休憩時間に現場の中に入らせてもらってよちよち走り回り、現場用階段ですたすた登りと将来ヤンチャ娘決定ですなww

最後はご主人から職人さんへのとても気持ちのこもった挨拶をいただき一本締めで本日終了となりました。ほとんどの方は一生に一度の祭りごとです。餅投げするのもよし、工事の進捗状況を眺めながら一家団欒の時間を過ごすのもよし、少しでもお子さんの記憶に残るような時を過ごしてもらえれば家づくりがより一層楽しくなることだと思います。そんな家族の風景を引き継いで行けたら良いと思っています。

大変お気遣いいただきまして誠にありがとうございました。
そして弊社11期〆日にぴったり一日になりました。

家づくりの進め方などはこちらをご覧ください↓↓↓

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奈義の宝石箱

4月早々棟上げに向けて外部仕上げの打合せです。棟上げ前には外部の仕上げとサッシュ、床材を決めていくようになります。これは棟が上がると雨仕舞という外壁周りから工事をしていく為です。そのため窓も同時進行で決定していくようになります。そして床材は使用する材料によって厚みが異なるためでミリ単位の厚みが変わると木組みに影響してくるので早い段階での決定をするようになります。

今回は一部このような足場板の様に粗い雰囲気の床材を使ってみようと思います。土足部分で使用するので年数を重ねる程汚れて痛んできますがそれも狙いで経年変化を楽しむ試みもあり、内壁でもモルタル塗りなど間違いなくひびが入る…いやいやひびが入ってほしい材料を敢えて使用していく計画です。ひびに汚れ、錆・・・そんな施工者が懸念する響きを好むお客様。。。流石のつわものです。

弊社は現場インしてからの方がどんどん良くなっていく傾向がありますが、このプロジェクトもその一つです。店舗付きということもあり思い切った提案を受け入れてくれたり、お客様の要望が明確に表れてきて形にしたりして監督を悩ましているかもしれませんね。それでも監督さん嫌な顔をせずに敏速に対応してくれています。まだまだ始まったばかりでこれからですが、県北で家を家を考えている方はこの建設会社さんも検討してみるのもいいかもしれません。スタッフの方も皆さん感じ良い方々ばかりです。

会社概要|株式会社アサヒコーポレーション (asahi-ie.co.jp)https://www.asahi-ie.co.jp/company.html

さてさてそれでは来月早々棟上げよろしくお願いします。

NEWS 最近はリノベーションが増えてきました。住み慣れた家をよりよくするためのリノベは真備町で。や二世帯三世帯住宅に改装するリノベは笠岡で。中古物件を購入してのリノベは玉野で。その他にも数件リノベーションプロジェクトが進行中です。よりリノベーションの事を知りたい方は随時相談会受け付けていますのでご気軽にご連絡ください↓↓↓
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かしわじま歯科・小児歯科

先日お引渡しを終えた歯科院のご紹介をしたいと思います。印象的なシーンが多くある医院ですがその一つにはこの廊下になります。オークを大胆に使用してリズムカルな格子の連続と診察室に入る番号が浮遊しているように見えるサイン。この部分は天井からの間接照明で壁が照らされて夕方大通り沿いから浮かび上がるように見えてきます。

それから右手に見えるのがカウンセリング室です。こちらもデザインの違う格子が連続して雰囲気をかもし出しています。開放的すぎずに閉鎖過ぎずに程よいバランスを作ることによって患者さんが話しやすくなるように配慮した設計です。

待合室は大通りにみけて大きなガラスをはめ込み風景をそのまま医院内に取り込んでいます。そしてキッズルームには大きなボールプールを設計し、お子さんたちが遊ぶ姿が行き来する車窓から見えるようになっています。この部分が町のシンボルとなることでしょう!そしてそれが夜景になると・・・

まだまだこれから芽生えていきますが左手には改良した白樺が植わっています。黒い外壁に白い幹緑の葉が色ついてくると雰囲気が整ってきます。もう少し時間はかかるかな~!?

こんな料亭のような雰囲気の医院がお引渡しされ内覧会に向けて準備が進んでいます。どなたでもご覧になれますので是非ご見学ください。場所は玉島柏島5036-2 / インスタはkashiwajim_shika_syounishika になります。

住宅やクリニックなどの設計の進め方を詳しくガイドしていますのでこちらもぜひご覧ください↓↓↓

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これから頑張ってください。

reborn km

さぁ面白くなってきたrebornプロジェクト。そろそろ大詰めに入りかけています。先ずはサイン計画も思い切ってアメリカンなインパクトに!15色を使ってグラデーションのサイン計画は畑向こうの通りからも見えるように・・・!楽しくなるようなそんなサイン提案です。
そして院内は・・・

今まではフローリングだけでしたが、増床部分には6角形のタイルを数種類の色を織り交ぜて貼っていくようにしました。このタイル柄に合わせてソファーや椅子も新調しています。・・・が診療しながらの工事ということもあり、休日中には患者さんに迷惑をかけないようにと目隠しの仮囲いをしながら工事を進行しています。

見事に解体工事と大工さん工事と仮囲い工事を同時進行で時間との勝負!一気にやってしまいます・・・。

さぁ、一か月後のリニューアルに向けてご安全に!
リノベーションには色々な選択肢があり、色々な進め方があります。そして想定外の事が必ず起きるのでそれもリノベの面白いところで想定外をも楽しめる方は新築もですが、是非リノベーションも検討してみてください。
リノベーションについてより詳しくは知りたい方は先ずこちらをご参考ください↓↓↓

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collect

愛媛の住宅設計「collect」の完成写真が完成しましたので少しご紹介します。
上の写真は玄関ホールからLDKを眺めた画像です。左手に見える手洗いは「ただいまお手洗い」で玄関にちょっとした手洗いを設けました。

リビングには小上がりのちょっとした「ヌック」。このヌックは中庭に面してとても日当たりのいい場所にあります。ヌックでは飾り棚としても使えますが、本を読んだりコーヒーを飲んだりうたた寝してみたりと本来は居心地の良いちょっとした空間を言います。

キッチンは対面キッチンが多いかと思いますがこの住まいでは庭に向かって奥様が調理できるように配置しています。リビングに向くのもいいですがせっかくのロケーションの場合は外に向くのも素敵な配列になります。そして上部には間接照明で優しい光を提供できました。

脱衣室には収納家具を。これは仕掛けがあって家具の裏側はランドリー室になっています。脱いだ服は家具下の籠に入れたらランドリーから取れるようになっています。又、ランドリーで選択したタオルやアンダーはこの家具に収納でき脱衣室で取れる仕組みの設計です。それと大切なのは天窓で自然光でい気持ちいい光が差し込みます。

最後にデザインの話を少し・・・。玄関ポーチには大きい軒を作るのにどうしても柱が必要でした。でもポーチにポツン野暮ったいデザインが来ると台無しに・・・。それを逆手にとってデザインを施した鉄の柱でアクセントにしてみました。いかがでしょうか?逆に柱があった方がかっこよく見えませんか?デメリットを逆手に取った設計が得意な弊社ならではの設計です。

隠れた設計のアイディアはなかなか説明がないと気が付かないものですが、まだまだたくさんのアイディアがあるのでこちらをクッリック↓してWorksで是非ご覧ください。

collect | 風景のある家 (huukei-design.com)http://新作作品 |岡山 注文住宅 設計事務所

collect

さぁこの風景もそろそろ見納めになります。愛媛四国中央の海は岡山と反対側にあるのでいつも不思議な感覚で眺めていました。北側に海があると同じ瀬戸内海でも全く異なる表情でとても新鮮でした。
初めてお会いした時から一年半。永い様であっという間の時間でした。お引渡し時には・・・

恒例?のシャンパンシャワーみんなでお祝いしながら感謝と喜びを表現しました。今回は過去一便を振っていたご主人(笑)勢いよく太陽の光まで跳ね飛びました!ぜひこれ以上のシャンパンシャワー挑戦者を求めます!!!続いてカギにお引渡しは新しいキーを初めて差し込んでもらいます。差し込んだら今まで工事中に使っていた仮の鍵は使えなくなる不思議なシステムです。

このcollectという住まいはコノ字型プランで中庭を囲むように計画されています。この中庭は玄関ドアを開けると中庭まで視線が通りとても気持ち良い設計になっています。そしてできるだけ規制寸法の限られた中でLDKから中庭へのつながり感を感じれるように設計しています。

紳士的なクライアント様と丁寧な工事をしてくれた工事会社様長い間大変お疲れさまでした。
又、陰で応援してくれていた工務店の代表者様やスタッフのM様ありがとうございます。又皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

香川愛媛徳島で家づくりをお考えの方はこちらをご覧ください↓↓↓

岡山の家づくり 風景のある家|設計事務所 リノベーション 

まった歯科

倉敷有城で棟が上がりました。10数人の大工さんが一日で一気に立ち上げる棟上げはお客様にとっても現場にとっても感動的な瞬間ですね。これは事前に何度も繰り返し設計事務所と現場監督さん、プレカット(木の加工工場)屋さんと木組の打合せしてできる技です。今回は三角屋根がいくつも重なり連立する為大工さん曰く「たいへんだわ~」と。いつもお願いして弊社の設計にやり慣れている監督と大工さんでも特に大変だったみたいです。今回も棟上げの途中でも設計では見えていなかった課題点が幾つかピックアップされて問題点を把握していきます。

この中庭に面した三角の骨組は中庭と一体感を感じさせるために全面ガラス張りの個室です。この部分もこの棟上げ時に外構との取り合いを確認したり打合せしたりして想いを監督さんに伝え、図面よりも更に感度を上げていくように話をしていきます。いくつかある見せ場のひとつになりますね。

そして最後は餅投げをして終了となりました。弊社では意外と多い餅投げですが、ご近所さんとのコミュニケーションやご家族の思い出、一生に一度しかない祭りごとですので今後家を建てるご家族の皆様も餅投げをご検討してみてはいかがでしょうか!?

わかっているようでわかりにくい出会いから完成までの家づくりの流れはこちらをご覧ください。
できるだけ詳しく説明していますので今後の参考にしてみてください↓↓↓

家つくりの進め方 | 風景のある家 (huukei-design.com)https://huukei-design.com/guide/process/

collect

昨日愛媛県四国中央市にて第69回目になる住宅完成作品展が無事終了しました▲毎回思うことですが69回も良く続いたな~。というのが感想です。もともと始まりは11年前OBさんが気軽に立ち寄れる場所として開催始めた作品展という名の場所です。設計事務所という業態はお引渡しが終わってしまうとどうしてもOBさんとの接点が極端に少なくなってしまいがちで設計事務所業界の課題のひとつです。確かにメンテナンスは工務店主導なので仕方ないことですが、それを少しでも解消してOBさんとの接点を用意しておこうというのが弊社作品展の理念です。・・・とはいうのも弊社のお客様は気持ちよく会場を提供してくれていただける方ばかりで大変ありがたく思い、いつの間にか目指せ100回になってしまっている自分がいます。

今回の作品はお会いした当初から家事動線重視且つプライバシーを守りつつ開放感を求める住宅として力を注いできました。その結果、とても素敵な明るく気持ちのいい住まいとなり68回目の作品展を終えることができました。会場をご提供していただいたオーナー様や工務店様、誠にありがとうございました。現場を終えて振り返ると、弊社担当からは監督さんは敏速な対応と細かいところまで相談してくれてとてもいい仕事がでた。とのことです。私は初めてお仕事させてもらう場合は必ず聞くようにしています「今回の監督さんはどうだった?」と。。。

愛媛で建築をお考えの方は今回工事をしていただいた「株式会社久保組」さまへ相談してみたらよいかと思います。

株式会社社久保組 | 倉庫・工場建築・システム建築の久保組 (kubogumi.com)

工務店さんの特徴や監督さんの相性、代表者の考え方など各社様々です。弊社ではできるだけ代表の顔が見えて信頼できる工務店さんと良いお仕事をしていきたいと考えています。

以下websiteから抜粋↓↓↓
私達は工務店様に対して偉そうな態度を取ったり、安易に一度作ったものを壊して作り変えさせたりはしません。しかし、設計上で大切にしている部分は拘りを持っているので納得するまでとことん打合せしていきます。その為、弊社各担当と現場監督さんとは厳しいやり取りがあり、場合によっては白熱してしまうこともあるかもしれません。それでもベクトルが同じ方向を向いていれば切磋琢磨した後には良い結果が生まれると信じています。まだまだ自分自身が納得する領域までは達していないので、現場で得るものも大きいと思っています。現場では担当者と膝を付け合して綺麗な納まりを話し合ったり、リスク回避の折り返し点を見出すために施工精度と意匠のバランスを見つけて、結果お客様が喜んでもらえるような建物、自分たちが満足する創りにしたいと思っています。詳しくはこちらからご覧ください→→→About | 風景のある家 (huukei-design.com)https://huukei-design.com/about/

それでは今週お引渡し。新しく新生活そスタートです。

奈義の宝石箱

新プロジェクトスタートです▲今回の敷地は奈義。奈義山が背景に眺めることのできる大自然の中の店舗併用住宅となります。8個の箱がランダムに重なり寄り添う姿を現してみました。設計では敷地に対して敢えてずらして配置することによって土地の余白を利用する手法がよく使われますが、今回は完成を頼りにランダムに配置してみました。これで期待することは想定外の余白です。建物の内部空間は勿論、外庭で生まれる想定外の余白も楽しみな要素の一つですね。

田んぼの土を漉き取って真砂土を持っただけの土地。コンクリートを使って大掛かりで費用の掛かる造成工事はこの大自然には似合わない!だから土をもって草を生やして適度に砂利を敷くだけにしてみる。自然の中に形つくられていないシルエット、計算されていない配置は奈義の山に映えて風景のひとつとなっていく。そんな自然に奈義に寄り添うお客様との3年かかりの物語がいま始まりました。

しかし、、、流石奈義・・・。これでは工事が・・・。でもランダムなシルエットの雪に包まれた姿が楽しみな気がするし、、、関係者の皆様よろしくお願いいたします。

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Weaving of life

新プロジェクトのスタートです。今回は三世代の大型リノベーションとなります▲築35年のご実家を3家族が住み紡ぐ為には・・・!?利点もあれば懸念することもある。嬉しいこともあれば辛いこともある。触れ合いもあれば距離感も考える。。。異なった時代を過ごしてきた世代が集まり、全てのことが相乗効果で良い方向に進み糸の様に紡いでいけたらよいとの意味を込めてネーミングした「Weaving of life」。お客様の思いが詰まったリノベーション物語の始まりです。

リノベーションについて | 風景のある家 (huukei-design.com)https://huukei-design.com/guide/renovation/

そんな中、できるだけ時間を合わせて皆一緒に打ち合わせをするように協力してくれています。

全体予算を考えながらのキッチンショールーム周りやお風呂トイレのショールーム周りは一日かけてクタクタになるまで回っていただきました。決定していくのも大切ですが、弊社の目的は回りながら生活のイメージをつかんでもらうことの方が意味があると思っています。コンセントや収納などハード面の打合せが段々と見えてきたら、いよいよデザインも少しづつ。。。

玄関ホールは唯一共有する場所なので力が入りますね。ガラス扉に跳ねだし階段、間接照明などデザイン要素を取り入れて設計していきます。・・・でも予算が頭を横切り葛藤を繰り返している時期。設計を進めていくのに道は2つ。一つは予算内で収まるように進めていく。これは一番王道な進め方でほとんどの建築会社で選択している方法ですが、その反面、良いと思っても手戻りが無いようそれ以上の提案はせずにブレーキを踏んでしまいその後提案が出てくることはないでしょう。二つ目は良いと思っている案やご希望をマックスで設計して、正式な見積もりが出てから減額するか予算用意をするか考える方法。これは、設計側にも手戻りのリスクがありますが一番賢い方法かもしれません。なぜか・・・?それはまた次回機会があれば理由を書きたいと思います。
今回は後者の方がいいと思いますよ。とお客様から一言出たのですかさず「では、リミッター外します!」さぁここからはリミッター外して完成まで突き進みますのでよろしくお願いします。

西崎歯科院

今月で大工さん工事が終わる予定の西崎歯科は東岡山駅前の建替え工事になります。お父さんが町の歯医者さんとして開業していた地に意思を継いで新たに誕生する北欧テイストの建物になる予定ですが、今回は少しだけ工事中のデザインをご案内したいと思います。この現場は大工工事が終われば一気に仕上げがなされて一気に変わっていきますが、その中でも印象的なのがこの格子でシドニーオペラハウスを設計した建築家ヨーンウッツォン設計のバウスヴェア教会(デンマーク)からインスパイアーしたものです。トライアングルの連続で神秘性をかもし出しています。

次は廊下ですが、ただの廊下がちょっとデザインするだけでとても魅力的な場所へとなっていきます。天井はメイプルの板を等間隔に施して連続性を生み出しより広がりと伸びやかさを演出していく役目をしています。患者さんが診療室に入っていくのに楽しくなるように廊下も大切な場所と考えていきたいと思っています。それに住宅の設計においても個人的に廊下は大好きな場所なんですよね・・・。

そして仕切りの上部にも同じメイプルでルーバーを施してデザイン統一を図っています。
その他にも多くのデザインをしていますので是非内覧会にはお越しください。

そして少し隙間時間ができたので夢を見続けている「隠れ家」の構想スケッチをしてみました。車と暖炉、ウィスキーを窓際に並べて・・・。願えば叶うという都市伝説を信じて今日も夢見ています。

Café con leche

来月末棟上げに向けてまだかまだかと基礎が身を潜めています。。。棟上げまでには外部仕上げや設備などを最終決定してしていきますが今回は外部色合い再検討になり次回持ち越しとなりました・・・正解が一つではないので難しいですよね。では何をもっていつも提案するのかというのを私自身振り返り少しご紹介してみようと思います▲先日遠方からプランの相談で来社されたお客様は他社で長い間間取り打ち合わせを繰り返してきました。その方はこだわりを強くお持ちで設計担当者さんがお客様の要望を何とか形にしようと必死で間取りを作り替えていった痕跡が見えました。その結果、日当たり風通しが悪く365日に日陰で暮らす不健康な最悪の間取になっていました。お話をお聞きして感じたことは、こだわりが強いことが原因ではなく、良くないと判っていてもお客様の要望を形にしようとするばかりにすべてを聞き入れて、プロとしての助言を怠っていたこと。若しくはこだわりが強いあまり、なかなか決まらないので要望を形にして完結させることを優先してしまったことが原因だと感じました。今回のご相談者は知人の友人ということもあり言葉に衣を着せずなるべくストレートにお伝えしましたがどこまでご理解いただけたかは定かではありまんが、根本的に設計側の考え方と姿勢を変えない限りは残念ながら失敗する家づくりとなることは間違いないでしょう。

話は戻り、ご提案するときには事前に社内再検証を行いますが何を検証するかというと、まずは出会いの時から今までの流れを思い出します。難しいので言葉で表現は上手くできないのですがお客様のお好みも私たちの考え方も長い間打合せしていると変わってくるのは当然です。。。その変わってきた思いや頭の中の言葉にならない感性や敷地の周り、コストなどを総合的にみて絞り込んでいく。絞り込めたら自分自身の感性を信じて塩コショウの味付けで細部を調整して整える。この時大事なのが気持ちが高ぶっていなく下がってもいないフラットな状態を保つように数日前から自信を調整するように心がけています。・・・んん、言葉で表現すると難しいですね。上手く表現できないかもしれません(汗)

ただ、先ほどの事例のように早く話をまとめたいあまりにプロとしての助言と、良くないのに良いと自分にもお客様にも偽りの表現することなどは決してしないようにしていますのでご安心して時間制限まで検証していきましょう!


建部からの帰り道12年前位に一度訪れたことのある「SHOWCASE IMPORT & AUTO SERVICE」さんへふらっと立ち寄りワーゲン話を聞かせてもらいました。20代~30代には1975年のビートルをレストアして乗り、30代~40代には1964年式を乗っていたこともあり懐かしい思い出に浸りました。独立して軍資金を作るため泣き泣き愛車ビートルを売った経緯があるのでいつかまた手に入れたいと思っています。その時はSHOWCASE IMPORT & AUTO SERVICEさんにお願いしようかな!?こだわりをしっかりお持ちのオーナーさんの様に思えましたので。私たちの仕事も一緒かもしれませんね。負けずにしっかりこだわりを持ち設計の仕事をしていきたいと感じた一日でした。

Café con leche | 猫たちと暮らすインナーガレージ付きコートハウス | 風景のある家 (huukei-design.com)

葉音の暮らし

広島西区の三瀧荘隣で棟上げが行われました。随分と書き直したプロポーションが実際どうなっているのかドキドキしながら現場を訪れると・・・よしっ!思った以上に奇麗なプロポーションとなっていてついついうれしくなり顔がほころんだ自分がいました。片流れ屋根は簡単そうですごく難しいんですよね。。。あとは塀の高さを決定すれば整います。自分自身が納得できたとても奇麗な住宅です。

そして内部には最後まで変更し続けた鉄骨階段が設置されました。現場監督さんにはぎりぎりまで何度も変更して申し訳なかったですが、手すりを止めるボルト一つまで変更してしまいました。今回は6角穴あきボルトを使用しています。そして手摺はオークを少し浮かせてみせる小技が!!!完成が待ち遠しいです。

そして最後は餅投げを行いました。ご近所さん数人の予定でしたが、あれわあれはとどこで聞きつけたのかぞくぞくと集まり想定の10倍位集まってくれて「ちょっとお餅が足りないかも・・・」の一言で急遽コンビニでお菓子をチャーターしてもらったのですが、子供たちは正直でお菓子が投げられた瞬間今までなかった瞬発力で凄い取り合いに!お菓子の威力はすさまじい・・・。

「この子たちはこれから先餅投げは経験することがないから参加させてもらいます」とご近所さん。
「お嬢ちゃんお名前は?おばあちゃんはそこのお花が咲いているおうちの人よ。よろしくね」と。
これを機にいろいろとご近所さんとの交流が行われたようです。一昔前は町内会で集まる場所はこの場所だったとのこと。また、近所の方々が集まり井戸端会議が行われることでしょう。ご家族にとってもご近所さんにとっても思い出に残る良い一日になりました。

葉音の暮らし | | 風景のある家 (huukei-design.com)

バッチバチ

「バッチバチ」の地鎮祭を執り行うことができました▲この敷地の特徴は何といってものどかな田園風景です。南に広がる田んぼの向こうは線路!春、田園に水が引かれ日差しがキラキラと反射して、夏には青々とした稲が絨毯のごとく敷き詰められ、秋には黄金の稲穂がゆらぎ向こうに電車が通り過ぎる!なんといってもこの風景を独り占めできる。そんな最高のロケーションです。

この二階の大きな窓から移り変わる風景を独り占めできる設計です。・・・といってもここまで来るのに一緒に多くの土地探しを回ってこの地を見つけることができました!しかもさほど郊外に出ることなくいい土地でしたね。なかなかコスト調整は痺れましたがなんとかイメージ通りの建物に仕上がりそうです▲このおめでたいことは震災の地に還元できたらと思い、今回の奉献酒は石川県の吉田酒造「吉田蔵u~能登応援酒①貴醸酒イエロー~をご用意させていただきました。これを購入すれば1000円の寄付になるというなかなか粋な微発泡酒です。ぜひご家族でご賞味ください。

バッチバチ | 景色を取り込むメガホンハウス | 風景のある家 (huukei-design.com)

collect

愛媛四国中央市で工事中の「collect」の完成がいよいよ目の前に迫ってきました▲この計画は建て替えで周りの視線を遮り、プライベートテラスを確保するという計画でスタートしましたが、私たちが導いた設計は中庭に向かって片流れですり鉢状にする。ことでした。すり鉢状にすると、見事に庭に光が差し込み且つ想像以上の広がりを作ることができるからなんです。四角い箱でコノ字プランにするとどうしても閉鎖感が出てしまうんですよね・・・。それに・・・

室内から見たときにより一層パースがかかり、遠近法によってより一層奥行き感を感じることができます。今まで見慣れてきた庭と借景だと思いますが、また違った景色が見えてきたと思います。庭先に植わっているキンモクセイが花咲く日が待ち遠しいですね!ここでモルトウィスキーを転がしながら分厚い肉を焼きのんびりとリフレッシュしたいな・・・。と思わせてくれます。

室内は屋根なりに片流れ天井にしてほんのり薄い灰色の壁紙を採用しました。北西の高窓から緩やかな光が流れ差し込むのがとてもきれいな雰囲気を作り出します。・・・というよりも夏は西日が瞬間差し込むはず!!!西日はあまり喜ばれないですが、私の計算が間違っていなければ天井に沿ってオレンジ色が流れ込み雰囲気を一変する瞬間が見えるはず・・・はず・・・たぶん・・・ん?▲左側で現場監督さんが黄昏ていますが、その奥にはヌックがあります。このヌックはまた次回ご案内させていただきます▲新築でもリノベでもプラスアルファの価値観を生み出す設計をしていくこと、見つけていくことを大切にしていきたいと思っています。そんな思いが現実化した作品となっています。

collect | 中庭と借景を考えたコの字ハウス | 風景のある家 (huukei-design.com)

かしわじま歯科・小児歯科

本日、玉島かしわじまでお引渡しが行われました。多くの職人さんや協力会社さん、医療コンサルから医療メーカーさんなど多くの方々の力をお借りしてとても魅力的な建物を完成させることができました。皆様大変お疲れさまでした。・・・ということでお祝いのシャンパンシャワーをワン.ツゥー.スリー♪おめでとうございます▲長い期間設計のお打ち合わせありがとうございました。

この医院は様々な格子と連続させることをデザインして、見る角度からいろいろな風景が現れるように挑戦してみました。特に交差点の大きい窓は夕景が交差点の行灯となって地域のシンボルとなることを願う気持ちもこもっています。そして通り沿いは連続する格子が間接照明によって雰囲気を作り出して信号待ちする方々の記憶に残る仕掛けを試みています。

この大きな窓際はキッズスペースでボールプールとプレイスペースを設けています。お子さんたちが行き来する車を見て、行き来する車からは遊んでいる子供たちの姿が見える。そんなフィルター的仕掛けとなっています▲これから植栽工事と家具搬入、医療機器設置と4月1日開院に向けて準備開始です。4月19日~21日の3日間はどなたでも見学できる内覧会を開催します。ぜひご見学ください。

かしわじま歯科・小児歯科 | キッズスペースが充実したDentalClinic | 風景のある家 (huukei-design.com)

小川歯科

倉敷に計画の新プロジェクトです▲土地探しから始まった歯科院の計画ですが、二転三転と土地候補が移り渡り倉敷の地に根付いた歯科院つくりとなりました。歯科院の土地を探すのは条件が多く運も大きいと感じますが、その運を引き付けるのはproject関係者の熱意だと改めて実感しました

少々希望の土地広さより小さかったのですが、ここからは私たちの腕の見せ所。限られた諸条件の中最大限に要望を形にする創造時間に入ります。先ずはボリューム出しと駐車台数の割り出しを行い最適化を導きます。次に駐車場からの患者さん動線を描き、大きなマスタープランが出来上がりますが、この時点ではまだまだ詳細寸法を導かずコンセプトつくりを優先させます。

できる限りドクターの人柄や考え方、敷地の持つ特性を形に変えて個性が出る歯科院つくりを心掛けるようにしていますが、ある方とこんな約束をしています▲「おんなじ建物を設計しない」▲業界的に、歯科院を数件手がけさせていただくと前回の建物と同じデザインや同じ仕様にしてしまいがちです。これは住宅でも同じことが言えますが、毎回異なったアイディアとデザインを生み出すのは言葉では表すことができないほど苦しく難しいことなんです。日々インプットとアウトプットを24時間365日続けてアイディア出しのトレーニングをルーティーン化にしてしまわないと流石に無理かもしれませんね。。。私は11年これのルーティーン化を毎日続けているので今のところ同じデザインはかぶらないようになっています。ただ、毎回新しいデザインを作図するスタッフは大変ですが(笑)昨日のデザインは今日はもう通用しないですから▲そんなことを日々繰り返しながら葛藤しながら今回も新たに歯科院が誕生することが楽しみです。

小川歯科 | 将来性を見込んだ歯科院 | 風景のある家 (huukei-design.com)

クルマのための家

岡山駅伝会場を横目に待ちに待った地鎮祭▲一通のメールから≒1年と半年が経とうとしています。少々特殊な土地では造成屋さんや開発事務所さん構造屋さんにゃ杭屋さんなど多くの方々に協力してもらいました。一歩進んでは振り返り戻ってはまだ進み、元ラガーマンの私的にはまるでラグビーのような前にパスを出されない…けど確実前に進んだ。という印象かもしれません。申請の壁やコストの壁などあるのでまだまだ走り続けていますが。。。

東側に流れる大きな河川を望みながら暮らしたいとのご要望で実現しようとする大開口と愛車を大切に保存する場所、パティオにヌック。そのほかにも多くの仕掛けを取り入れました。あ!それと屋上点検用のタラップ階段も…点検用ですが…点検用…たぶん…ん?▲そんな楽しみな住まいの地鎮祭へご用意した奉献酒は「仙禽UAコレクションのもみじUA」です。

今回の工事は古民家を得意とする「なんば建築工房」様。しかも今回の設計は重量鉄骨!さすがに畑違いでちょっと…と思うかもしれませんが、なんば建築工房の常務が建築畑で経験を積まれてたこともあり初面談した瞬間で大丈夫だ。と確信した記憶があります▲仙禽は伝統的な技術で革新的な挑戦をして畑違いの企業ともコラボして新しい市場へアプローチしています。今回はそれぞれの得意分野で住宅を進めることにあたって想像以上の新たな成果が生まれることを期待してこの奉献酒を選んでみました。ロゼワインのような甘酸っぱく実イチジクのようなお酒をお楽しみくださいね。本日はおめでとうございます。

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reborn km

reborn計画の合言葉は「これからの未来を支える子供たちがより健康に育つためにこれからも挑戦し続けて行こう!」▲5歳からはじめる歯を抜かない子供のための矯正治療マイオブレースを行うため建築でお手伝いをさせてもらっています。今日は壁紙の色決定!青に黄色、オレンジに紫まで・・・色とりどりに張り替えられる壁は子供たちが楽しく喜んでもらえるようにとドクターの強いご希望です。確かに子供のころ、おふくろに連れられバスに揺れながら行かされた歯医者さんは怖かった記憶が・・・。明るく楽しそうな歯医者さんだったら喜んで行きますね▲矯正についての詳しい内容はこちらからご覧ください→→マイオブレース矯正 岡山県倉敷市 きもとまなべ歯科クリニック (kimoto-myobrace.net)

工事途中の状況ですが、天井がアールになっているのがわかります。ここに間接照明で優しく光が流れて光天井になります。そして天井左上にみえる銀色の丸いダクトは、ドクターと患者さんを長年悩ましたエアコン大改造の一部です。今回を期に医院全体の空調を壁掛けエアコンからダクト式全館空調へ大変更します。それによってエアコンの不快な風を感じることなく全館温度を管理できより一層快適な医院へと生まれ変わります▲住宅の全館空調はあまり賛成派ではありませんがクリニックの全館空調は必要不可欠ですね▲さぁ春完成に向けてよろしくお願いします。

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koderadentalClinic

伊福町で棟上げが行われました▲今回は(も)限られた予算の中で最大限のパフォーマンスを出すために初デザインの鉄骨階段にチャレンジしてみました。V字の細い手すりの連続はなかなか見どころのある繊細な迫力です!毎回少しずつ階段デザインを考えてチャレンジしますが、今回はなんども繰り返し検討した結果が思いっきり結果が出ていますね。やっぱり努力は結果を裏切らなかったです。なかなかワクワクさせていただきました!

塗装前の階段ですがこれから何色にするか???インテリアの配色を考えながら決定していきたいと思います。弊社の設計デザインは設計7割現場3割でこの現場3割がすごく重要です。設計ではなんとなくの方向性を導き、現場3割で調整して整えすべての完璧なデザインと最終色彩が決定します。

日が暮れ始めたころ出来上がってきた階段を眺めるお客様と現場の風景です▲さぁ完成するのがより一層楽しみになってきましたね。本日はおめでとうございます。現場と良くコミュニケーション取りながら完璧な建築をご提供していきます。

koderadentalClinic | ホテルライクを感じさせるDentalClinic | 風景のある家 (huukei-design.com)

西崎歯科院

現場での仕上げ打合せ前の社内ミーティングの様子です▲なんとなく設計段階では色や仕上げを決めていたのですが、いざ最終提案となるとあれこれ色サンプルを取り寄せて並び替えてイメージしなおします。お客様は多分「風景さんにお任せします」と言うはず。。。となるとなお更責任重大!大体打合せ前の一週間前には大机の上にサンプルが並べだされ、ほれほれ!はよ決めろ!とスタッフからの圧が・・・

当日現場でお客様への最終プレゼンの様子▲ほれみろ!やはり「風景さんお任せします」とほぼ100%提案させていただいた通りに決定です。でも安心、お任せしてもらっても不安が無いくらい前日何案もシュミレーションして完璧に整った状態でのプレゼンなので。優しいメイプルを基調にところどころ隠しブラックを塩胡椒して整えほんわかした優しいインテリアを引き締めています

打ち合わせの合間に小屋裏へ侵入してみると芸術的なエアコンと換気ダクトが美しく整理され存在していました。天井をふさぐと見えなくなる小屋裏でもこのように美しく整理されていると仕事に対する姿勢がうかがえますね▲乱雑になりがちな建築現場と設計事務所内。見えないところも絶えず整理整頓されているとそれだけで信頼できるといっても過言ではないと思っています▲弊社も朝8時15分から皆でアトリエの掃除を終えて仕事開始をします。床や窓ガラスは勿論、棚下や掃除機が入らないところはハンディーモップなど・・・。私は床の雑巾ふき掃除と便所掃除を毎日かかさず早11年。多分岡山の設計事務所ではわが社が一番掃除が行き届いているトイレだと自負しています。たぶん・・・▲これから弊社設計監理現場の整理整頓できていない場面を見ることがあれば是非ご一報ください。これからも岡山一の安心できる現場を目指していきたいと思います。

西崎歯科院 | 北欧をインスパイア―したDentalClinic | 風景のある家 (huukei-design.com)

葉音の暮らし

広島市西区での打ち合わせでした▲今日は2月棟上げに向けて内部仕上げとオーダーキッチンの打合せ。内部床仕上げはホワイトオーク無垢のヘリンボーンに蜜蝋ワックス仕上げに決定です。我が家でもオークの無垢を床に使っていますが温かみと経年変化の味は普段も生活でも確実に実感できます。。。でも合板とは違ってやはり汚れが落ちにくいのが難点ですね。ワックスをしっかり塗れば良いのですがそうすると質感が残念になってしまう。その辺りの葛藤でしょうか!???我が家でも色々試した結果行きついたのはスティックタイプのスチームクリーナーです。高温でスチームを出しながらシミや汚れを取っていきますので無垢材の保湿にも良くなんと除菌率99パーセントというものです▲弊社は小さいお子さん(ハイハイの赤ちゃん)も多いので安心して打合せしてもらうために定期的に打合せ室の床もスチームしています▲無垢材の床を検討している方は是非ご検討してみてください▲さてさてオーダーキッチンはステンレスとオークとブラックを組み合わせたL型+アイランドのオープンキッチンです。天板は渋い人工大理石とステンレスバイブレーションの組合せで大人の雰囲気を作り出していますが、このキッチンは外構の植栽が整ってダイニングテーブルが設置出来たら完成するようなそんな調和がポイントの空間なんですよね。これからキッチンを検討していくご家族もぜひダイニングテーブルや周りの風景との調和を配慮しながらキッチン選びをしてください。そうすれば単体のキッチンから間違いなく素敵なキッチンスペース(空間)になっていきます。

Café con leche

建部町で地鎮祭が執り行われました▲初めの出会いは作品展でしたね。それからいくつか土地を探してこの地を見つけられました。4方山々に囲まれた風景の良いこの地は、もともとは売りに出ていない土地でしたが地主さんと交渉を得てこの日を迎えることができました▲「Café con leche」はスペイン語ですが濃い目のコーヒーにミルクを混ぜた飲み物です。家を建てることによって色々な意味で何かと何かが混ざり合いよりよくなっていくという想いを込めてセンス良くお客様がネーミングされました。ネーミングの通り、これから完成までお客様と設計事務所と工務店が力を合わせ想いと専門知識を混ぜあいクオリティー良い建物になるようにしていく段階ですね▲だから、本日の奉献酒は「白菊酒造の大典白菊トリプルA」をご用意させていただきました。岡山県の朝日・アケボノ・アキヒカリの3種のお米をブレンドして仕込んだ原酒となります。お客様・工務店・設計事務所が混ざり合いトリプルAのように炭酸ガスがはじけるような感度の良い建物になりますように。と願いを込めてご用意しました。本日はおめでとうございます。

noir

リノベーションの新プロジェクトスタートしました▲築35年の民家をリノベーションするご依頼です。メインとなるLDKはもともと和室洋室と3つの部屋で仕切られていました▲現代生活環境の変化もあり仕切りすぎると生活がし難いという問題を多くの方が抱えています。そして構造の問題とコストの問題でズルズルとあと送りになっていってしまっているのも現状です▲今回お客様の理解もありデザイン性を持たせながらコストを抑え実現することができました。さじ加減を間違えるとチープになってしまう非常に難しいブラックデザインですが、シックでノアール(黒)を基調とし間接照明を施したホテルライクをめざします。

リノベーションについて | 風景のある家 (huukei-design.com)https://huukei-design.com/guide/renovation/

reborn km

新プロジェクトスタートしました▲今回のご依頼は歯科院の増改築です。開業から17年を迎えた下庄のきもとまなべ歯科クリニック様はこれまで最新の機器や技術を積極的に取り入れてきましたが、この17年間で大きく環境が変化しました。これからは通常の医療に加えて、未来へ育む為の医療としてマイオブレース矯正の為のアクティビティルームの開設と快適な待合への進化を行っていきます▲私たちは明るく心地よい待合室とわくわくする矯正の為のアクティビティルーム、最新建築機器の提案、サインの計画などに携わってこれからの未来を支える子供たちがより健康に育つために挑戦し続ける医院をサポートしていきます。

かしわじま歯科・小児歯科

オークで統一したインテリアはほぼ完成して残るは外構のみとなりました▲外構では沿線沿いにジャコモンティーという品種改良された白樺を並べて外壁の焼き板にアクセントを加え、待合室からは窓から見える道路標識が目立たないように樹木を配置。エントランスにはステンレスの水盤と四季を感じ取れる植栽。建物周囲には最後のプロポーションを少し整える意味でもグリ石を盛り気味に配置して微調整を行います▲ダイナミックかつ繊細でリズミカルなインテリアは落ち着いているけど「わくわく」するような、そんな場所です▲訪れる患者さんや働く衛生士さんが気持ちよく過ごせる場になれないイなと思います▲4月の完成内覧会はどなたでもご見学できますので是非ご予定してください。

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