Huukei-Design.LLC

葉音の暮らし

COMPLETED BY 4 /2024

■広島広島市西区
■新築
■木造2階建て

Report葉音の暮らし

現場はいよいよそろそろ仕上げの大詰めに入ってきました。久しぶりに老眼鏡をかけてキッチン周りの木製建具詳細を書いてみました。出来るだけスタッフに任せ図面は書かないようにしているのですが、久しぶりに書くと面白く止まらない…ついつい予算以上のことを。工務店さんすみません。。。
最終仕上げ社内ミーティングは・・・

オーク材を基調とした落ち着いた色彩にまとめていく為何種類かの色の組合せを繰り返して事前決定していきます。急遽初めて使う壁紙サンプルを取りにサンゲツまで久しぶりに行ってきました。そして整った色彩バランス。ここからどこにどの素材を使うかを決定していきます。イメージするのは昼間自然光だけの陰影シーンと夜暖色系の明かりが灯された時です。事務所の照明をつけたり消したりして疑似体験をしいざ出陣!!!

まだまだ仕上げ前の現場ですがとてもいい空間ができることがすぐ想像できる現場に内心顔がほころびます。お客さん支給品の照明器具の取付位置も微調整の指示をして、色塗り分け部の確認など微調整微調整で整えていきます。このヌックがある廊下空間もいい感じです。設計の時かなり悩み続けた結果が形に表れているのがうれしい。

この中庭には緑が茂り、読書をしたりお茶したりできるそんな時間が想像できました。そして「面白くなってきた」とお客様がぼそっと一言。。。面白くなってきた!

弊社では県外からのご依頼もお受けしています。ご興味ある方はこちらをご覧下さい↓↓↓

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広島西区の三瀧荘隣で棟上げが行われました。随分と書き直したプロポーションが実際どうなっているのかドキドキしながら現場を訪れると・・・よしっ!思った以上に奇麗なプロポーションとなっていてついついうれしくなり顔がほころんだ自分がいました。片流れ屋根は簡単そうですごく難しいんですよね。。。あとは塀の高さを決定すれば整います。自分自身が納得できたとても奇麗な住宅です。

そして内部には最後まで変更し続けた鉄骨階段が設置されました。現場監督さんにはぎりぎりまで何度も変更して申し訳なかったですが、手すりを止めるボルト一つまで変更してしまいました。今回は6角穴あきボルトを使用しています。そして手摺はオークを少し浮かせてみせる小技が!!!完成が待ち遠しいです。

そして最後は餅投げを行いました。ご近所さん数人の予定でしたが、あれわあれはとどこで聞きつけたのかぞくぞくと集まり想定の10倍位集まってくれて「ちょっとお餅が足りないかも・・・」の一言で急遽コンビニでお菓子をチャーターしてもらったのですが、子供たちは正直でお菓子が投げられた瞬間今までなかった瞬発力で凄い取り合いに!お菓子の威力はすさまじい・・・。

「この子たちはこれから先餅投げは経験することがないから参加させてもらいます」とご近所さん。
「お嬢ちゃんお名前は?おばあちゃんはそこのお花が咲いているおうちの人よ。よろしくね」と。
これを機にいろいろとご近所さんとの交流が行われたようです。一昔前は町内会で集まる場所はこの場所だったとのこと。また、近所の方々が集まり井戸端会議が行われることでしょう。ご家族にとってもご近所さんにとっても思い出に残る良い一日になりました。

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広島市西区での打ち合わせでした▲今日は2月棟上げに向けて内部仕上げとオーダーキッチンの打合せ。内部床仕上げはホワイトオーク無垢のヘリンボーンに蜜蝋ワックス仕上げに決定です。我が家でもオークの無垢を床に使っていますが温かみと経年変化の味は普段も生活でも確実に実感できます。。。でも合板とは違ってやはり汚れが落ちにくいのが難点ですね。ワックスをしっかり塗れば良いのですがそうすると質感が残念になってしまう。その辺りの葛藤でしょうか!???我が家でも色々試した結果行きついたのはスティックタイプのスチームクリーナーです。高温でスチームを出しながらシミや汚れを取っていきますので無垢材の保湿にも良くなんと除菌率99パーセントというものです▲弊社は小さいお子さん(ハイハイの赤ちゃん)も多いので安心して打合せしてもらうために定期的に打合せ室の床もスチームしています▲無垢材の床を検討している方は是非ご検討してみてください▲さてさてオーダーキッチンはステンレスとオークとブラックを組み合わせたL型+アイランドのオープンキッチンです。天板は渋い人工大理石とステンレスバイブレーションの組合せで大人の雰囲気を作り出していますが、このキッチンは外構の植栽が整ってダイニングテーブルが設置出来たら完成するようなそんな調和がポイントの空間なんですよね。これからキッチンを検討していくご家族もぜひダイニングテーブルや周りの風景との調和を配慮しながらキッチン選びをしてください。そうすれば単体のキッチンから間違いなく素敵なキッチンスペース(空間)になっていきます。

オーダーキッチン最終色合い決定の社内mtg▲オーク、タモのインテリアの中に野暮ったくならないように黒と灰のコントラストをつけて引き締めていきたいと思い、濃灰の組合せを入れ替えながら決定していっています▲人工大理石の灰色とタイルの灰色、化粧板の灰色それにステンレスと黒をオークに組み合わせて渋いキッチンを組み立ててみました▲今回のキッチンは中庭を見ながら家事ができるように窓際に設置しながら、家族と暖炉に向かってパーティーシンクの付くアイランドを設けています▲来年のXmasにはご家族5人とおじいちゃん一緒に楽しくキッチンにたてることができそうです。そして暖炉にはどんなスープが暖められているのでしょう!?とても素敵な家族の風景が想像できます▲今お住まいの場所で最後のXmasをお過ごしくださいね。メリークリスマス♪

今日は広島西区で計画中のお客様を暖炉のショールームへご案内させていただきました▲図面上では決めていたjotulの暖炉の現物を見て最終決定しようとおもいお誘いしましたが・・・。暖炉にも色々なデザインや機能で余計迷わせてしまい。jotulかHETAかの二拓に・・・ノルウェーかデンマークか・・・。▲再生可能エネルギーの薪はエコエネルギーで二炭化酸素を増やさないカーボンニュートラル。火と共にあるHyggeな暮らしを▲実は我が家も暖炉を考えて早3年。暖を取る目的もありますがやはり炎を見ながら時間を過ごすことの方が興味があり、更にお酒がプラスされて。白いガウンにシャムネコにワインを片手に石原裕次郎ではなく、ちゃんちゃんこに孫を抱え焼酎かな。なににしても1/fゆらぎの炎に寄り添って過ごせる時間はお金では買えないので早めに実行しよう▲暖炉を入れたいと思っているOBさんは是非暖炉からでもご相談ください!

ここは4.5畳の小さな和室ですがお父さんがくつろぐ大切な場所です。数寄屋とまではいかないけど落ち着きくつろげる和室になれば良いなとの思いで考えてみました。久しぶりではありますが自分の手でトレッシングペーパーに書き起こした図面が形になると嬉しいものです▲この和室は庭に面していてお父さんが縁側に座ってお孫さんが庭で遊ぶ家族の風景。今日みたいなそよ風が流れる日に庭の木々が揺れ、カサカサと葉音が鳴る庭の風景。そんなひと風景を目指して考えてみました。▲あと少しで一期工事が終わり二期工事の本宅が着手する住みながらの建て替え工事。「一年もかかるおっきな工事やなー」とポツリお父さんが一言…その顔はほんのり嬉しそうな表情が見えた気がしました。

現場に提出する和室の詳細図です。老眼鏡が手離せません。。。▲設計図では納まりきっていない詳細なミリ寸法を整理しながら・・・やはりだめですね~。。。書き始めるとついついあれもこれもとデザインしてしまい、棟梁に怒られそうです▲現場監理での楽しみの一つはディティールを詰めて設計よりも感度を上げていく事。これが楽しくこれが創っていっている感がやめられない▲久しぶりに手を動かしてみてやっぱり設計が楽しい。そんなひと時でした。

広島西区にて棟上げを行いました▲今回は住みながらの二世帯住宅の為、1期工事2期工事と二回に分けて一年かかりの大工事▲庇を通常よりも長く出したことによって優美な佇まいのシルエットが見えてきたことが嬉しかった一日▲でももう一ついい気持になったのが・・・↓

最後はお客様から棟梁をはじめとした大工チームにお気持ちを頂き終了となります。お客様がご用意された手土産の封筒にさり気なくついていた梅引が凄く印象的でした。梅引には色んな意味が込められていて縁起物でもありながら「固い絆」という意味。ご夫妻の想いがなんかほっこりします。。。▲しかしうまくいい事が続かないのが世の中・・・。気持ちよく広島を後にしたら倉敷でまさかの自己渋滞10km・・・。心折れた・・・⤵

7月7日七夕一期工事棟上げに向けての広島市内で外部仕上げ再確認打合せを行いました▲現場はこれから基礎工事。真ん中にこんもり盛り上がったところは基礎スラブというコンクリート版が出来ますが、地盤からの湿気が基礎上に上がってこない様にポリエチレンシートという「防湿シート」と言われるのビニールをかぶせています。その周りの薄いコンクリートは「捨てコン」。これは構造のコンクリートではなく墨出しをするためのもので化粧する時のファンデーションみたいなもの。そして「墨出し」とは職人さんが現場で仕事をするために基準になる線で、設計図書を基に基準線を墨を付けた紐で描いていきます。地面に設計図を描くイメージです▲我々の業界はこんなに進んだ時代でも未だに昔ながらの施工方法。。。モノづくり手作りの職人の世界はずっと変わらない。変わって行かないといけないのか、変わってほしくない…そんな不思議な心境です▲20代初めのことは4H・2H・H・F4種類の鉛筆をカッターで研ぎ、和紙のトレッシングペーパーで図面を書いていた頃があります。時間はかかり間違えれば消しゴムで消してまた書直す。絶対に紙を変えて新しく書く事は許されず、書いては消しての繰り返しで同じ一枚の紙で書き上げるまでずっと使うのが基本。そんな事を繰り返しながら心身共に鍛えられた。Hなんて使わなければ楽に消せるのに…と。。。完成して印刷、といっても今は無きアンモニアの臭いが癖になる青焼きで仕上げると、Hシリーズで描いた図面はCAD図面に負けないほどのシャープな芸術的図面に仕上がる。その仕上がりを見たい為に辛さを忘れまた頑張る▲昭和かな!?多分私の年代が最後の昭和世代。これからは新しく今までとは違った価値観の鍛えられ方研ぎ染まれ方が出てくるだろう・・・見てみたい▲それでも「葉音の暮らし」は昭和感覚で創り込んでみたい

6/11.12は福山市新涯で67回目の完成作品展です。ご希望の方はご予約ください。予約先はinfo@huukei-design.com又は08029425000まで。

母の日前日、広島西区で地鎮祭を執り行う事が出来ました▲今回は住み続けながら2期工事に分けて建替えを行う計画です。先ずは宅内引越しをしてもらいからの一部解体→1期工事着手。1期が出来たらもう一度宅内引越しをしてもらい解体からの2期工事着手。最後にジョイントとなかなかな精度と難易度の痺れる現場スタートですがかなり手ごたえのある良い住まいが完成しそうなので楽しみなprojectとなっています▲地鎮祭はあいにく雨模様でしたが、珍しく仏式の地鎮祭…。しばらくすると聞き覚えのあるお経!?あれれ?もしかして…我が家と同じ宗派のようで、一年前他界した母の事を思い出したりと雨音のBGMが心地よく感じたひと時でした▲奉献酒には福岡県の「庭のうぐいす」を。一年後完成したら庭の緑にうぐいすなど鳥の鳴き声が聞こえてくるようにと願いを込めて選ばせていただきました。是非冷やしてご賞味ください。

広島市西区にて解体工事が始まりました▲解体前の庭木伐採は少々寂しい気もしましたが新たな暮らしに向けてと考えれば気持ちも楽になります。移植する樹々と新たな緑を合わせ更にいい雰囲気の庭になるように考えていくためこれからイメージしていきたいと思います▲私たちの事務所から見える樹々はサクランボ、芙蓉、楓、トネリコ、ススキなど四季折々の緑に囲まれて仕事をさせてもらっていますが、季節ごとの変化のある風景は日々趣を感じます。今年は桜の花が少ないな・・・トネリコは10年で2m超え・・・大きくなった。芙蓉の花と枯芙蓉・・・など鳥の声も聴きながら過ごせています▲そんな過ごし方もこの4月1日で10周年を迎える事が出来ました。樹々と共に過ごした10年です。

「葉音の暮らし」のお客様から10周年のお祝いにと頂いたグレンモーレンジのシングルモルトウィスキー。今宵は備前陶芸作家市川透さん作のお猪口でロックを嗜みさせていただきました。北ハイランドで同じ10年前に樽に仕込まれた味は柑橘系とバニラの風味で奥深い味わい・・・。さぁがんばろ~

広島県西区で計画中の「葉音の暮らし」▲2期工事に分けて既存建物の解体を開始しするところまで来ました。和モダンの中に大人の遊び心のある空間に仕上がりそうです▲窓から緑が見えて、ゆるやかな風が樹々の葉を揺らして心地よい自然の声が聞こえてくるような家にしたいなと思い葉音の家にしてみました。窓を全開にして風が揺らぎお子さんたちが絵をかいている。たぶん走り回りながら・・・。その奥で裏庭の緑を見ながらお母さんがキッチンに立っている。。。そんな風景をご主人が眺めている▲そんな家族の風景を思い浮かべながら設計してきた半年間。いよいよ形になる時が刻々と近づいてきました▲とても楽しみなひと作品です。

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今日は広島から建替えでご計画中のお客様がキッチンの打合せで来岡▲今回はメーカーキッチンではなくフルオーダーキッチンでのご提案となります。庭に向って窓越しにL型キッチンを配置して緑を眺めながら家事をするシーンと、パーティーシンクを設けたお子さんとのコミュニケーションをとる仕掛けのアイランドの組合せとなっています。和モダンの中に黒を基調にしたキッチンでモダンさを出しながら大人の雰囲気に▲さてさて、そんなキッチンの打合せをしている横では、いつも自分の家を絵に描いているという小さな画伯さんたち。今回はホワイトボードに5階建て?とお花畑を!お楽しみに。
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来週はこちらから広島にお伺いさせていただき仕上げの打合せ。渋いタイルを見つけたのでこれで一勝負!緑の似合う渋い建物になりそうな予感です。

IMG_4738広島市内での建替え計画です▲綺麗に手入れされた樹々茂る庭園を出来るだけ残し、且つ新しい緑も取り入れた間取りになっています▲打合せするなか緑を見ながら家事をして緑を漢字ながら一息付ける場所。緑を見ながら日々暮らせる暮しをご希望されていました。キッチンからは静かな緑、リビングからは元気な緑・・・どこに居ても緑を見る事が出来て、四季を通じて自然を感じる事が出来る。そんな緑の音を聞く事が出来るような住まいに仕上たいと思っています▲間取りが決まり実施設計手前の再エスキス。バタバタせずに落ち着いた時間を作りながら図面の中を歩くと色んな風景が見えてきます。そして黄金比を使いながらプロポーションを整えて綺麗にまとめる、そんな時間は百分の一とは全く違う五十分の一の世界の楽しみ方。これが終われば担当者へバトンタッチ!もう少しだけぶらり歩いてみよう。。。

■2022年10月15日~16日は第63回風景のある家完成住宅作品展「UA」を開催します。もう少し予約に空きがありますのでご興味のある方はご予約お待ちしております。今回はコンクリート外断熱の住まいで岡山県玉野市で開催します。ご予約はinfo@huukei-design.com又は0802925000までご連絡下さい。

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