Weaving of life

3世帯が住まうための大型リノベーションプロジェクトです。築35年前の家をスケルトンにして新たそれぞれの家族が住み続けれるために構築しなおします。三世代それぞれお好みとテイストが異なる仕上げになりますが、コンセプトは「紡ぐ」。

ReportWeaving of life

笠岡で工事中の大型リノベーション「Weaving of life」。現在内部解体がほぼ終わり吹付断熱に向けて配線工事や床座上げ工事を進行中です。本日はお客様とコンセントや弱電の電気関係と照明器具及びスイッチ関係の最終打合せで現場を一緒に歩きながらシュミレーションして決定していきます。

弊社は時代に乗り遅れているのか!?図面上よりも現場で歩きながら打合せをするという昭和な方法ですがこれが自分たちに合った打合せの方法かもしれません・・・。又、手間を惜しまず一緒に考えて一緒に創っていく楽しさも家づくりには必要だとも思っています。

・・・というのは言い訳で設計期間中は照明計画で大きい方向性は決定しても、器具の細かい選定まではなかなか出来ていないのが現状で私たち自身現場で再設計をやり直すことが殆どです。照明計画に限らず意匠の計画では「しっくりこない」事が度々あり現場持越しも多くあります。一生懸命考えれば、しっくりくるわけでもなく不思議なものですが、ただ自分にごまかしそのまま進めてしまうことだけはしないようにと常々自分たちに言い聞かせています。

リノベーションでも弊社が得意とするコンクリート打ちっぱなしを設計してみました。この杉型枠コンクリート打ちっぱなしの周辺はトラバーチンという大理石で一面覆われ間接照明でこのコンクリート部分がほんのり光るようになります。

いままで繰り返し筆を動かしてきたことが形になって表れてくる喜びは設計人生35年経っても変わらないものです。


リノベーションを考えているご家族さまはリノベーションについて詳しく記載していますので先ずはこちらをクリックしてご参考にされてください↓↓↓
岡山のリノベーションは住宅設計事務所|風景のある家

新築をお考えのご家族様は11/9+10建部町でインナーガレージ+オーダーキッチンの家で完成見学会を開催しますので先ずはご見学ください↓↓↓
第78回風景のある家完成住宅作品展「Café con leche」@建部 | 岡山の注文住宅は住宅専門設計事務所【風景のある家】

本日は笠岡で3世帯住宅大型リノベーション「Weaving of life」のお祓いを行いました。延べ83坪のリノベーションは3つのデザインを施しています。一つ目はクールでインダストリアル的な空間を創り、二つ目は大正モダン、三つ目ミニマリズムな空間。3世帯がそれぞれ自分に合った居場所で時間を過ごせるようにとの思いからです。

リノベーションを考えている方も多いと思いますので少しだけどのように変化するかをご紹介しますね。先ずは既存のリビングダイニングがこちら↓。これをご要望や構造、アイディアなどを取り入れて私たちが設計すると・・・

このような完成イメージになります。飾りで窓を残したままデザイン開口でシンボル的にして、リビングはピットリビングに変更。そして寄棟の特徴を生かして二階が無い平屋部分は屋根なりに吹き抜けにしてみました。壁はトラバーチン(大理石)と間接照明+コンクリート壁、アクセントにステンレスを取り入れてインテリア性を持たせてみました。ここまで変われば想像もしなかった変化にリノベできて完成が楽しみになります。

それから二階スペースをミニマム空間を目指しながら設計すると・・・

こんな雰囲気にリノベしていきます。壁の一部に曲線を取り入れて柔らかさと光が流れる道を創ります。まだまだ設計したいところをぐっとこらえて一歩手前で止めるという難しさを実現しています。ついついやりすぎてしまって意外と難しいさじ加減です。完成予想図では表現しにくいですが塗り壁で仕上げることによってより陰影が優しく心地よい空間になります。

まだまだ多くの隠れた設計アイディアがありますがまた次回現場が始まってからおいおいということで。。。
今回お祓いにご用意した奉献酒はIWC2020SAKEチャンピオン(総合優勝)の「紀土KID無量山 純米吟醸」になります。無量山超願寺という歴史的な名前を冠した最高峰の紀土。伝統に固執せず、より良いものを未来へ繋いでいく決意表明でもあるようです。今回のprojectに通じるものがあると感じてご用意させていただいた奉献酒です。是非ご家族皆様でご賞味くださいね。

本日はおめでとうございます。
リノベーションをお考えの方はこちらをご覧ください↓↓↓最近より詳しくリニューアルしました↓↓↓

岡山のリノベーションは住宅設計事務所|風景のある家 (huukei-design.com)/岡山リノベーション/岡山設計事務所/岡山注文住宅

新プロジェクトのスタートです。今回は三世代の大型リノベーションとなります▲築35年のご実家を3家族が住み紡ぐ為には・・・!?利点もあれば懸念することもある。嬉しいこともあれば辛いこともある。触れ合いもあれば距離感も考える。。。異なった時代を過ごしてきた世代が集まり、全てのことが相乗効果で良い方向に進み糸の様に紡いでいけたらよいとの意味を込めてネーミングした「Weaving of life」。お客様の思いが詰まったリノベーション物語の始まりです。

リノベーションについて | 風景のある家 (huukei-design.com)https://huukei-design.com/guide/renovation/

そんな中、できるだけ時間を合わせて皆一緒に打ち合わせをするように協力してくれています。

全体予算を考えながらのキッチンショールーム周りやお風呂トイレのショールーム周りは一日かけてクタクタになるまで回っていただきました。決定していくのも大切ですが、弊社の目的は回りながら生活のイメージをつかんでもらうことの方が意味があると思っています。コンセントや収納などハード面の打合せが段々と見えてきたら、いよいよデザインも少しづつ。。。

玄関ホールは唯一共有する場所なので力が入りますね。ガラス扉に跳ねだし階段、間接照明などデザイン要素を取り入れて設計していきます。・・・でも予算が頭を横切り葛藤を繰り返している時期。設計を進めていくのに道は2つ。一つは予算内で収まるように進めていく。これは一番王道な進め方でほとんどの建築会社で選択している方法ですが、その反面、良いと思っても手戻りが無いようそれ以上の提案はせずにブレーキを踏んでしまいその後提案が出てくることはないでしょう。二つ目は良いと思っている案やご希望をマックスで設計して、正式な見積もりが出てから減額するか予算用意をするか考える方法。これは、設計側にも手戻りのリスクがありますが一番賢い方法かもしれません。なぜか・・・?それはまた次回機会があれば理由を書きたいと思います。
今回は後者の方がいいと思いますよ。とお客様から一言出たのですかさず「では、リミッター外します!」さぁここからはリミッター外して完成まで突き進みますのでよろしくお願いします。

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