collect
愛媛県で建て替えの計画です。周りはマンションや隣家が立ち並びプライバシーが保たれにくい土地条件となっています。そのなかでも唯一南側に緑の自然が残っています。近隣からはプライバシーを確保するために大きな片流れで視線を遮り、南の自然を借景するためにコの字プランでご家族だけの空間が成立するように設計しています。
Reportcollect
愛媛の住宅設計「collect」の完成写真が完成しましたので少しご紹介します。
上の写真は玄関ホールからLDKを眺めた画像です。左手に見える手洗いは「ただいまお手洗い」で玄関にちょっとした手洗いを設けました。
リビングには小上がりのちょっとした「ヌック」。このヌックは中庭に面してとても日当たりのいい場所にあります。ヌックでは飾り棚としても使えますが、本を読んだりコーヒーを飲んだりうたた寝してみたりと本来は居心地の良いちょっとした空間を言います。
キッチンは対面キッチンが多いかと思いますがこの住まいでは庭に向かって奥様が調理できるように配置しています。リビングに向くのもいいですがせっかくのロケーションの場合は外に向くのも素敵な配列になります。そして上部には間接照明で優しい光を提供できました。
脱衣室には収納家具を。これは仕掛けがあって家具の裏側はランドリー室になっています。脱いだ服は家具下の籠に入れたらランドリーから取れるようになっています。又、ランドリーで選択したタオルやアンダーはこの家具に収納でき脱衣室で取れる仕組みの設計です。それと大切なのは天窓で自然光でい気持ちいい光が差し込みます。
最後にデザインの話を少し・・・。玄関ポーチには大きい軒を作るのにどうしても柱が必要でした。でもポーチにポツン野暮ったいデザインが来ると台無しに・・・。それを逆手にとってデザインを施した鉄の柱でアクセントにしてみました。いかがでしょうか?逆に柱があった方がかっこよく見えませんか?デメリットを逆手に取った設計が得意な弊社ならではの設計です。
隠れた設計のアイディアはなかなか説明がないと気が付かないものですが、まだまだたくさんのアイディアがあるのでこちらをクッリック↓してWorksで是非ご覧ください。
collect | 風景のある家 (huukei-design.com)http://新作作品 |岡山 注文住宅 設計事務所
さぁこの風景もそろそろ見納めになります。愛媛四国中央の海は岡山と反対側にあるのでいつも不思議な感覚で眺めていました。北側に海があると同じ瀬戸内海でも全く異なる表情でとても新鮮でした。
初めてお会いした時から一年半。永い様であっという間の時間でした。お引渡し時には・・・
恒例?のシャンパンシャワーみんなでお祝いしながら感謝と喜びを表現しました。今回は過去一便を振っていたご主人(笑)勢いよく太陽の光まで跳ね飛びました!ぜひこれ以上のシャンパンシャワー挑戦者を求めます!!!続いてカギにお引渡しは新しいキーを初めて差し込んでもらいます。差し込んだら今まで工事中に使っていた仮の鍵は使えなくなる不思議なシステムです。
このcollectという住まいはコノ字型プランで中庭を囲むように計画されています。この中庭は玄関ドアを開けると中庭まで視線が通りとても気持ち良い設計になっています。そしてできるだけ規制寸法の限られた中でLDKから中庭へのつながり感を感じれるように設計しています。
紳士的なクライアント様と丁寧な工事をしてくれた工事会社様長い間大変お疲れさまでした。
又、陰で応援してくれていた工務店の代表者様やスタッフのM様ありがとうございます。又皆様とお会いできる日を楽しみにしています。
香川愛媛徳島で家づくりをお考えの方はこちらをご覧ください↓↓↓
昨日愛媛県四国中央市にて第69回目になる住宅完成作品展が無事終了しました▲毎回思うことですが69回も良く続いたな~。というのが感想です。もともと始まりは11年前OBさんが気軽に立ち寄れる場所として開催始めた作品展という名の場所です。設計事務所という業態はお引渡しが終わってしまうとどうしてもOBさんとの接点が極端に少なくなってしまいがちで設計事務所業界の課題のひとつです。確かにメンテナンスは工務店主導なので仕方ないことですが、それを少しでも解消してOBさんとの接点を用意しておこうというのが弊社作品展の理念です。・・・とはいうのも弊社のお客様は気持ちよく会場を提供してくれていただける方ばかりで大変ありがたく思い、いつの間にか目指せ100回になってしまっている自分がいます。
今回の作品はお会いした当初から家事動線重視且つプライバシーを守りつつ開放感を求める住宅として力を注いできました。その結果、とても素敵な明るく気持ちのいい住まいとなり68回目の作品展を終えることができました。会場をご提供していただいたオーナー様や工務店様、誠にありがとうございました。現場を終えて振り返ると、弊社担当からは監督さんは敏速な対応と細かいところまで相談してくれてとてもいい仕事がでた。とのことです。私は初めてお仕事させてもらう場合は必ず聞くようにしています「今回の監督さんはどうだった?」と。。。
愛媛で建築をお考えの方は今回工事をしていただいた「株式会社久保組」さまへ相談してみたらよいかと思います。
株式会社社久保組 | 倉庫・工場建築・システム建築の久保組 (kubogumi.com)
工務店さんの特徴や監督さんの相性、代表者の考え方など各社様々です。弊社ではできるだけ代表の顔が見えて信頼できる工務店さんと良いお仕事をしていきたいと考えています。
以下websiteから抜粋↓↓↓
私達は工務店様に対して偉そうな態度を取ったり、安易に一度作ったものを壊して作り変えさせたりはしません。しかし、設計上で大切にしている部分は拘りを持っているので納得するまでとことん打合せしていきます。その為、弊社各担当と現場監督さんとは厳しいやり取りがあり、場合によっては白熱してしまうこともあるかもしれません。それでもベクトルが同じ方向を向いていれば切磋琢磨した後には良い結果が生まれると信じています。まだまだ自分自身が納得する領域までは達していないので、現場で得るものも大きいと思っています。現場では担当者と膝を付け合して綺麗な納まりを話し合ったり、リスク回避の折り返し点を見出すために施工精度と意匠のバランスを見つけて、結果お客様が喜んでもらえるような建物、自分たちが満足する創りにしたいと思っています。詳しくはこちらからご覧ください→→→About | 風景のある家 (huukei-design.com)https://huukei-design.com/about/
それでは今週お引渡し。新しく新生活そスタートです。
愛媛四国中央市で工事中の「collect」の完成がいよいよ目の前に迫ってきました▲この計画は建て替えで周りの視線を遮り、プライベートテラスを確保するという計画でスタートしましたが、私たちが導いた設計は中庭に向かって片流れですり鉢状にする。ことでした。すり鉢状にすると、見事に庭に光が差し込み且つ想像以上の広がりを作ることができるからなんです。四角い箱でコノ字プランにするとどうしても閉鎖感が出てしまうんですよね・・・。それに・・・
室内から見たときにより一層パースがかかり、遠近法によってより一層奥行き感を感じることができます。今まで見慣れてきた庭と借景だと思いますが、また違った景色が見えてきたと思います。庭先に植わっているキンモクセイが花咲く日が待ち遠しいですね!ここでモルトウィスキーを転がしながら分厚い肉を焼きのんびりとリフレッシュしたいな・・・。と思わせてくれます。
室内は屋根なりに片流れ天井にしてほんのり薄い灰色の壁紙を採用しました。北西の高窓から緩やかな光が流れ差し込むのがとてもきれいな雰囲気を作り出します。・・・というよりも夏は西日が瞬間差し込むはず!!!西日はあまり喜ばれないですが、私の計算が間違っていなければ天井に沿ってオレンジ色が流れ込み雰囲気を一変する瞬間が見えるはず・・・はず・・・たぶん・・・ん?▲左側で現場監督さんが黄昏ていますが、その奥にはヌックがあります。このヌックはまた次回ご案内させていただきます▲新築でもリノベでもプラスアルファの価値観を生み出す設計をしていくこと、見つけていくことを大切にしていきたいと思っています。そんな思いが現実化した作品となっています。
今日は愛媛遠征▲中庭を囲うように設計した平屋の家内装仕上げの打合せ日でした。現場打合せは出来るだけ出て行かない様にしているのですが、狙っていた周りの家の視線を遮る設計や伸びやかさが出て光が注ぎ込んでいくLDKになっているのかが気になって打合せに参加させていただきました▲久しぶりにお客様とお会いできたことも、想像していた通りの空間になっていた事などホッとした愛媛で過ごした一日▲若干仕上げや現場を微調整させていただきながら楽しい打合せのお時間を過ごせました▲春完成の楽しみな現場の一つです
棟上げが行われました。四国中央市は晴天なり▲棟上げとは屋根の一番上の木材「棟木」と呼ばれている材木を上げる事から「むねあげ」と呼ばれています。棟上げは≒10人くらいの大工さんが他の現場を一旦止めて集合し一日で一気に骨組みを組み立てていきます。最近は3Dプリンター住宅が550万で販売予約を開始してNEWSになりましたが、棟上げは一つ一つの部材を組み立てていきます▲昔は近所の人を読んで餅投げ等をしていましたがその理由は、新しい地(村)に来て家を建てる吉事の反動で凶事が来ると言われていたので、餅やお米を投げることによって村の人々みんなでその凶事を少しづつ分け合って持ち帰え新しい住人に大きな災いが来ない様にする為でした。地域村人皆でお互い支え合っていたともいえます▲最近はツーバイフォーやプレハブ住宅が普及して「棟」そのものが無いので棟上げ文化が無くなってきています。又、言い伝えの祭りごとよりもご家族の記念的な意味合いが主流となってきました。少々寂しい気もしますが、やはり私もご家族の思い出としての棟上げが一番いいかと思います▲今回は棟上げ式などは行いませんでしたが長く住み慣れた場所での建て替え工事なので災いも無いのでご家族皆さまの記憶に残る棟上げとなっていれば一番良いと感じます▲お客様からは「感動しました」というご連絡を頂きました。これからも安全第一で現場施工よろしくお願いします。本日はおめでとうございました。
愛媛で梅雨の合間に地鎮祭▲既存建物解体後初の現地はとても広く、完成形のイメージがどんどん湧いてきました。周りからの視線とライトコートへの光の入り方、圧迫感や広がり感など改めて検証できた良い地鎮祭となりました▲今ならまだ間に合う!再度配置と高さを検証して後悔の無い素敵な家を完成させたいと思います▲今回セレクトした奉献酒は「花火」。青森鳩正宗の夏限定酒。発泡純米なのでもうすぐ訪れる夏、キンキンに冷やしてご家族と花火をしながらご賞味ください。本日はおめでとうございます。
新しいprojectが始まりました。計画地は愛媛県▲ご家族を大切にするご主人はキッチンと中庭を繋げて一帯で楽しみたいとの思いで始まりました。周りからのプライバシーを遮りながらご家族だけの包まれたプライベートコート。ここでバーベキューや日向ぼっこ…家族の時間を過ごせる場所を創り出します▲中庭に対しては規格以上の大きな開口部を設けて開放感あるLDK。リビングの一部に出窓仕様のヌックを突き出して外部へ内部を突き出してみる。斜め天井は単調になる空間を外に向けて方向性を創る。間接照明を灯し、仕上げの統一感を設計しながら全体をまとめる▲沢山の設計要素を詰め込んで風景のある家の設計を愛媛地に送り出します。