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Café con leche

来月末棟上げに向けてまだかまだかと基礎が身を潜めています。。。棟上げまでには外部仕上げや設備などを最終決定してしていきますが今回は外部色合い再検討になり次回持ち越しとなりました・・・正解が一つではないので難しいですよね。では何をもっていつも提案するのかというのを私自身振り返り少しご紹介してみようと思います▲先日遠方からプランの相談で来社されたお客様は他社で長い間間取り打ち合わせを繰り返してきました。その方はこだわりを強くお持ちで設計担当者さんがお客様の要望を何とか形にしようと必死で間取りを作り替えていった痕跡が見えました。その結果、日当たり風通しが悪く365日に日陰で暮らす不健康な最悪の間取になっていました。お話をお聞きして感じたことは、こだわりが強いことが原因ではなく、良くないと判っていてもお客様の要望を形にしようとするばかりにすべてを聞き入れて、プロとしての助言を怠っていたこと。若しくはこだわりが強いあまり、なかなか決まらないので要望を形にして完結させることを優先してしまったことが原因だと感じました。今回のご相談者は知人の友人ということもあり言葉に衣を着せずなるべくストレートにお伝えしましたがどこまでご理解いただけたかは定かではありまんが、根本的に設計側の考え方と姿勢を変えない限りは残念ながら失敗する家づくりとなることは間違いないでしょう。

話は戻り、ご提案するときには事前に社内再検証を行いますが何を検証するかというと、まずは出会いの時から今までの流れを思い出します。難しいので言葉で表現は上手くできないのですがお客様のお好みも私たちの考え方も長い間打合せしていると変わってくるのは当然です。。。その変わってきた思いや頭の中の言葉にならない感性や敷地の周り、コストなどを総合的にみて絞り込んでいく。絞り込めたら自分自身の感性を信じて塩コショウの味付けで細部を調整して整える。この時大事なのが気持ちが高ぶっていなく下がってもいないフラットな状態を保つように数日前から自信を調整するように心がけています。・・・んん、言葉で表現すると難しいですね。上手く表現できないかもしれません(汗)

ただ、先ほどの事例のように早く話をまとめたいあまりにプロとしての助言と、良くないのに良いと自分にもお客様にも偽りの表現することなどは決してしないようにしていますのでご安心して時間制限まで検証していきましょう!


建部からの帰り道12年前位に一度訪れたことのある「SHOWCASE IMPORT & AUTO SERVICE」さんへふらっと立ち寄りワーゲン話を聞かせてもらいました。20代~30代には1975年のビートルをレストアして乗り、30代~40代には1964年式を乗っていたこともあり懐かしい思い出に浸りました。独立して軍資金を作るため泣き泣き愛車ビートルを売った経緯があるのでいつかまた手に入れたいと思っています。その時はSHOWCASE IMPORT & AUTO SERVICEさんにお願いしようかな!?こだわりをしっかりお持ちのオーナーさんの様に思えましたので。私たちの仕事も一緒かもしれませんね。負けずにしっかりこだわりを持ち設計の仕事をしていきたいと感じた一日でした。

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