UA
土地探しから歩んできた家づくりです。外断熱を採用したコンクリート打ちっぱなしの住宅です。壁からの跳ね出し階段や風景オリジナルオーダーキッチン、ゲストルーム、置きバス、バスコート、海の見えるスタディースペースなど30坪の広さには魅力満載設計を取り入れています。庇のあるコンクリート住宅は耐久性、遮熱性、デザイン性とも群を抜いて威力を発揮する設計の仕掛けです。
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多くのご予約を頂き63回目の完成作品展が終了しました。最後お引渡前にはご夫妻の親御様ご家族もご来場いただきとても和やかにお引渡も出来ましたが…家づくりを携わらせていただきとても長い時間ご家族と時間を過ごしてきたこともあり、毎回最後はどんなご挨拶したらいいのか!?嬉しいようなしびしいような・・・いまだに引渡は少々苦手です。。。▲今回のご家族の作品はコンクリートという家づくりですが、弊社の強みとしては私の自宅がコンクリートで失敗作です。暑い寒い雨の日は窓があけれない…コスト最重要視して且つバタバタと設計した経緯があります▲私自身の家族がコンクリートのなかで成長してきたのですがその生活の中で経験した沢山反省点を活かして「UA」などコンクリートの住宅を手掛けています。沢山失敗したからこそ、その経験を活かして設計する。教科書やネットでは得る事の出来ない活きた経験値で今回も素敵な住まいがご提供できたと思っています▲作品展ではOBさまのご紹介から計画中のお客様、OB様、新しくお問い合わせいただいた方々など多くの出会いを頂き作品展は営業の場でもあるかもしれませんが、風景のある家.LLCに携わっていただいた方々もお立ち寄り頂ける場であり続けたいと思います▲会場をご提供して頂いた「UA」のご家族様、工期を詰めていただいた職人の方々ありがとうございました。
コンクリート住宅の進捗状況です▲段々と内装が形になってきました。今回は見積もりがオーバーして減額案を幾つかご提案しました。その一つに正面の窓枠を木製にした提案です。気密性や耐久性は通常のアルミサッシの方が性能が良いのですが、結果雰囲気がとても良く減額した方が良くなった。というアイディアのマジックです▲只予算を下げるだけでなくより良くなるように下げる。少々忘れていたことですが、より良くなるように下げる事はかなりのパワーが必要な事。只下げる事なら簡単で早いけど下げてより良くする事はとても大変な事。でも、「UA」のように凄く良い結果が導ければお客様は喜んでくれるし、自分たちも嬉しくなる。そんな改めて気づかされてくれた家づくりです。そんな「UA」の完成見学会が10月15日~16日予約制で開催します。コンクリートに興味ある方や家づくりで予算の壁にぶち当たっている方は是非ご見学ください。
■第62回風景のある家完成住宅作品展「UA」
■開催月日 10月15日~16日
■開催日時:
2022/10/15(土)予約制
10:00~11:00 一組様
11:00~12:00 一組様
13:00~14:00 一組様
14:00~15:00 一組様
15:00~16:00 一組様
2022/10/16(日)
10:00~11:00 一組様
11:00~12:00 一組様
13:00~14:00 一組様
14:00~15:00 一組様
15:00~16:00 一組様
今日は玉野市でコンクリート住宅最後のコンクリート打設日でした▲コンクリートなら風景。と言われるようになって9年と4か月の歳月が経ちます。なんで私がコンクリート(RC)をするようになったのか…!?よく聞かれるので少しご紹介したいと思います▲色々な要因が重なり期が熟したのですが、23歳のころ一番初めに担当した物件がRCでした。分けわからないまま図面を書いてわからないまま現場で木槌を叩いて竹の棒でつついてできた打ちっぱなしがとても綺麗で…。それは大理石のようなピッカピカの仕上がりでした。それからRCに興味を持ち何冊も専門書を買いあさり、学会賞受賞の先生に教えてもらいに通い、監督さんと喧嘩をしながら数多くの経験を積ませていただきました。そんな中、42歳で独立をし自分の事務所を立ち上げましたが何にも作品が無い…。困った!そりゃー困る。飯が食えない(笑)。ある日、異業種の某社長さんにどうすればいいのか?相談をすると「なんでもいいから岡山ナンバーワン」になったらいいよ!!!と教えてもらったけど、ナンバーワン?「は~」途方に暮れて家でボーとしていると「あ!これだ!」割と早く見つかりました。我が家はコンクリート打ちっぱなしの家で、寒くて暑くて住みにくい恰好だけを求めた失敗作!家族の評判は最悪。だからこそ実際10年RCに住んで体感した経験を基に、良くないところを自信もって説明したらいいのではないか!よし。欠陥住宅が作品第一号だ。と。それから風景のある家.LLCのコンクリート住宅が始まりました。○○したら住みにくい!△△したら良くなる!××したら安き高くなる!この実体験をお客様に説明して同じ失敗をしないように提案し設計する。教科書では得られないコンクリート住宅の情報は身をもって体験したからこそ自信をもって進められるのでお客様からも安心して数多くのオファーを頂けてきた。というのが「コンクリートなら風景」といわれているプチストーリーです▲私は有名な建築家とは違い作品の為のコンクリートを創りたいわけではなく、生活の中での記憶の風景を永く保ち次世代に受け継いでいくことを目指しています(これも私自身の実体験の中から生まれてきました)その結果このお客様にはコンクリートがマッチングする。こちらのお客様には木造が最適。と家づくりを考えている方に合う構造とデザインを提供するようにしています▲そんな私自身の経験を踏まえて「UA」はコスト、断熱機能、デザインそして将来性ともバランスよく仕上がるとても魅力的な住まいになりそうです。
外断熱のコンクリート住宅本日コンクリート打ちでした。さすがに体のあちこちが痛い・・・。▲延床32坪の中に、沢山想いを取り入れたUAは四季を通じて設計のデザインを堪能できます。道路からは少し下がって玄関を設けてちょっぴり秘密基地の様にドアを開けると、コンクリートの跳ねだし階段が目に飛び込んできます。LDKからは秋冬の14時に一筋光の矢がコンクリート打ちっぱなし面に差し込んできて階段に陰影を創ります。夜勤明けご主人が浴槽でくつろぐと屋根に丸く開けた開口から日差しが注ぎ込んできます。お母さんとお子さんとゲストルームでダンスを踊って床に座り込むと、低く高さを抑えた窓から切り取られた山々の緑に気が付く事でしょう。二階のスタディースペースでお子さんが本を読んでいると窓向こうに見える白波が見えてずっと記憶に残る事でしょう▲何度も何度も納得いくまで構造設計と構造計算を繰り返し、構造設計の先生に何度も無理をお願いしてようやく納得いく形になった今回のRC住宅はとっても想いのこもった住まいとなっています▲お客様も参加していただき一緒にコンコン隆枠を叩いたコンクリート住宅。脱型が楽しみです!
いよいよ来週コンクリート打設が近付いてきて現場も形が見えてきました▲道路より下がった位置に建てることによってもう既に見事に綺麗なタチ(プロポーション)になっているのが感じられます。型枠を搔い潜ってエントランスに入ると南から吹き通る風の通り道となっています。ゲストルームに設けた低い窓はより一層周りの景色を絞り込んで風景となっています。そしてリビングからは跳ねだし階段が想像でき完成形が目に浮かぶようです。二階に上がると海が見えるという全ての窓に風景が切り取られています▲型枠大工の親方が久しぶりです!と威勢のいいかけ声で若い大工も気持ちいい挨拶。このまま雨が降らないことを祈て最高級のコンクリートに仕上がます▲さてさて、待ちに待った6/25(土)は一日限定の作品展。ご興味のある方はご予約下さい▲開催月日:2022年6月25日▲開催時間:10時~17時(予約制)▲開催場所:岡山県玉野市***▲建物構造:木造一部鉄骨造▲延べ床面積:22坪▲敷地面積:28坪▲ご予約先:info@huukei-design.com又は08029425000まで
玉野市で外断熱コンクリート住宅の施工が進んでいます▲コンクリート住宅の場合木造と異なって施工前の準備段階が重要になってきます。現在は意匠図と構造図を基にして施工図と言われる職人さんが施工するための図面を最終チェック中。漏れがないかずれが無いか等を見ながら意匠デザインも見直していく大切な時間。頭の中でミリ単位の納まりと見せ方をイメージしながら完成形を探っていきます▲コンクリート住宅を得意とする建築家は多く存在しますが私たちの場合は仕上げる所と打ちっぱなしのバランスを大切にして設計しています。今回のUAは打ちっぱなしと白い壁の色彩バランスを3.5:6.5に設定して打ちっぱなし面を敢えてほんの少し少なめにしています。その分ガラスで仕切った向こう側にコンクリートの表情を見せることによって奥行き感のある空間へ仕上げて光が刃の様に差し込み躍動感を目指しました▲さぁ一発勝負の打ちっぱなし。いざ出陣!
6/18.19は瀬戸内市長船町で完成見学会を開催します。まだ若干の空きがありますので木造2階建て北欧テイストの住まいにご興味ある方はご予約下さい。
外断熱コンクリートの住まいUAが基礎工事に着手しました▲今回は申請にとても長く時間がかかりジっと待っていてくれたお客様にとても感謝しかないです。高い擁壁がある敷地で基本は擁壁近くには建物は建てる事は困難なのですが、難易度の高い構造計画をしてせいか申請機関から何度も繰り返しチェックが入りようやく許可を所得しました。▲設計計画する際には二通りの入り方があります。一つ目は構造が成り立つように平面計画を提案し進める。これは通常のセオリー通りの設計で一般的な提案と進め方です。二つ目は提案力を重視して構造は後から成り立つように構造計画をするの二通りですが、振り返ると風景のある家.LLCでは後者が圧倒的に多いようです。前者を採用すると圧倒的に設計はしやすい反面、提案の幅が極端に狭まり可能性を縮めることになります。やはり住まい創りは設計ありきなので自社の苦労は二の次にして後者を選択していく事スタイルが弊社にはあっていると思っています。▲6月完成見学会をする「ムルティプラ」も木造でありながらその一つです。壁なのか屋根なのかそれによって構造計画が変わり申請にかなり影響しました▲以前設計した「星降るバスルーム」は狭小地でありながら既定の建蔽率以上の広さを確保するため天空率という手法を駆使して成立させました▲代表作である「笑顔とskyline」は私のスケッチを成立させるために実は隠れたアクロバットな構造で成立させています。。。▲超専門的な隠れた技術と経験で完成させた住まいは素直にかっこよく魅力を感じます。
玉野市で地鎮祭を執り行いました▲今回の家づくりはコンクリートRCの外断熱になります。建物の庇を大きく4周跳ねだすことによって更に外壁耐久性を保ち、そしてデザインを決定付けている設計となっています▲キッチンはオーダーキッチンにしてオリジナルティーと耐久性をより確保。階段は人気の高いコンクリートの跳ねだし階段。置きバスにスタディーコーナー、テラスと内容盛りだくさんな創りとなっています▲地鎮祭には直島のご実家からご両親もご参加していただきこれからの無事工事をお祈りさせていただきました。今回の奉献酒はもうすぐ一歳の誕生日を迎える女の子に、元気に強くたくましく育ってお母さんとこの家で一緒に元気にダンスが出来るように群馬県の大盃「MACHO」をご用意させていただきました。マッチョなラベルを見て笑いながらご賞味下さい▲本日はおめでとうございます。
さぁ今日は構造打合せ日…二転三転しているゲストルームが中々手ごわくまた変更しなくてはいけないようです▲コンクリート、敷地の段差、擁壁、盛土にコスト。そして譲れないデザイン…といろんな要素が混じりあって必然的に出てくる結果とか分かっていながら悪あがき!▲この業界では、構造の先生との打合せは「お客さんを口説くより難しい」と昔からよく言われています。さぁ今回はどうやって構造の先生を口説き落とすか!!!あの手この手で最後は力技で四の字固めか!これまた一仕事。。。▲もうしばらく悩みます・・・。
玉野で新しい住まいの計画が始まりました▲今回も理想の進め方で歩んできましたので少しご紹介させていただきます▲初めは完成見学会にご来場いただき、そこから一緒に土地を探し平行しながらライフプラン。そしてプラニング開始▲土地は色々回りました。分譲地から海の近く・・・ご家族は通勤の道のりやハザードマップ等を見ながら、私は設計のヒントを探しながら▲はじめは雲をつかむような土地探しも段々と絞られてくる感覚が楽しかったですが、結果的に初めの頃不動産屋さんから頂いた資料の土地。見に行く事無くスルーしていた土地になったのは棚から牡丹餅。だから土地探しは楽しい▲ライフプランを並行しながら家つくりにかけられる予算をイメージしながら間取りを作って又ライフプラン、間取り変更の繰り返し。ご家族に本当に必要なものは何か?お金と建物と価値観・・・問いながら進めていく事はとても有意義な時間だと思います。▲そんな繰り返しながら創り上げてきた大切な間取りだからこそもっとブラッシュアップして、もっともっと良い空間へ仕上げていきます。▲もっともっともっと頑張れ。これからが本番!