3号地の家
土地探しから歩んできた家づくりです。2つのキューブを重ねてずらして空間の設計が仕上がりました。単調になりがちなLDKをすらして配置することによってキッチンダイニングの特別感やデッキへの繋がり感、太陽光日射角度の取り入れやすさ、吸い込まれるように導かれる動線など豊かな空間作りとなっています。グレージュを基調にした気品あるインテリアも見どころの一つです。
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3号地の家
二階廊下突当りに設けた窓。
この窓は3つの目的があります。
1つは太陽光を玄関まど届けるための窓です。
常々、北側玄関をとにかく明るくしたい。と考えています。
気持ちのいい玄関は良い家です。
2つ目は階段を上がるとき空を見る為です。
ただ二階に上がるだけでなくてちょっとした空の風景を感じれば心豊かになります。
晴れてる曇ってる・・・飛行機雲や月が見えれば最高なんですが!
3つ目は広がり感を出すためです。これにはもう一つ仕掛けがあって、2階廊下の手すりに間接照明が施されます。
夜、手すりの間接照明がガラス窓に映し出されて光の広がり感を演出します。
多分お客さんも知らないはず。。。お楽しみに!
1つの窓で色んな演出を考える。こんな楽しみ方も設計の醍醐味です!
3号地の家内装の色合いは
設計時に大まかイメージは出来ていたが
いざ最終打合せ前となると細かい所が気になり
再度すべて見直し。
アトリエの机の上はカタログとサンプルでごった返してんこ盛り。
ほんのちょっとしたさじ加減で仕上がり感が違ってくるので慎重に!
帰宅後も何かが足りない・・・と気になりつつ
打ち合わせ直前まで調整。
よし!
いざ出陣!!!
練りに練ったインテリアは間違いなく他にはない素敵な仕上げとなります。
どうせ同じ予算をかけるなら最上級に仕上げる。
ハウスメーカーさんの様にパースもなければモデルハウスもないのに
3号地のお客様は「じゃーそれで!」
信頼してくれている事は感謝しかないです。
最後の仕上がり楽しみにしていてください。。。
天井の断熱材を入れると現場内の暑さもかなり違うと大工さん。
工期はあるが職人さんの体調もあり、この時期は危険が伴っています。
近くの現場では大工さんがダウンして熱中症手前。
どの現場も、ぼちぼち無理しない程度で頑張ってください。
この夏季休暇はどのように過ごしましたでしょうか?
家が出来ると家時間が増えるのも楽しみの一つです。
コロナ禍の中では自分時間を楽しむために場所探し。
家を持つことの意味は無限大で楽しめるか否かは自分次第。。。などと安易に家の中で発言してしまうと、地獄耳の嫁さんは鬼の角が・・・だったら脱いだものは自分で片付けなさい!楽しめるわけないじゃないの!グダグダグダ・・・。
男性陣、気を付けて残暑乗り越えましょうm(__)m
ハラハラドキドキ
棟上げを決行するか否か!
ハラハラ、ハラハラ
良し!決行しましょうー!!!
とは言ったものの
ドキドキ、ドキドキ
重い雲が天空を間とっていたものの
故郷博多からもご両親も参加していただき無事棟上げが出来ました。
本日はおめでとうございます。
いつもの大工チームでスムーズに形創ることが出来、週末の雨養生も・・・
素直に四角い建物でなく、斜めが重なった建物だか養生も一苦労・・・。
さあさあ、少しずつですが形にしていきますね。
最後はご主人の気持ちのこもったお言葉を頂き終了です。
皆さまお疲れさまでした。
永いテレワークと自粛モードを解禁しフルスロットで本来の軌道にのせていきます。
そして、全ては貴重な経験として明日に活かす。
第5弾近況レポートは
待ちに待った3号地の家地鎮祭です。
いつも笑顔が絶えない仲の良いご家族さん、いつも元気一杯なのでとても気持良く打合せさせてもらっています。
土地探しから初めてたどり着いた場所は水と風が流れるとても気持ち良い場所。
設計的には難しい土地ですが、そのおかげでオンリーワンな家が出来そうです。
ほんとは親御さんにも出席してもらいたかった地鎮祭・・・。
奥様のご実家が九州。コロナでGWも帰省できていないとのこと。
奉献酒には福岡山口酒造の「庭のうぐい すなつがこい」をセレクト。
暑くなってきたので冷やしてキリッと!地元の味をご賞味くださいね。
7月の棟上げに向けてよろしくお願いします。
フリーハンドのスケッチからCAD化した間取り図。
1/100から1/50の詳細平面・・・断面図と展開図。
現場で組み立てられる骨組から下地。そして仕上げで初めて色が付く。
そんな過程をも楽しんで家つくりを進めていく。。。
楽しめる人が家つくり成功するし、楽しめるように仕掛けをしていくのも私たちの仕事。
早速「3号地の家」お施主さんは自作模型を持参。
ご夫婦で創ったんだろうな~!?
外壁の濃い色はあっちこっち。。。
想像する楽しさともどかしさと創造する難しさ一緒に創っていきましょう!
良い家が出来る予感。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
新年初仕事はこれから実施設計が始まる新プロジェクト「3号地の家」の見直しからスタート。
未だ冬季休暇中なので、電話もならない、街も静か、音の少ない今日は自分時間で勝手気ままに再エスキスを。
なにかアイディアを探しながら。コストを下げながらもより良くなる方法を探りながら。どう見せるか。広げて狭めて天井を下げてあげて。窓をずらしながら上げながら。
家族の風景を切り取ながら・・・。
土地探しから始めたこの3号地の家
私はみんなが選ばない土地を選んだ。土地を選ぶとき理由の一つは空気感。その場所に流れる空気感。心地よく流れる空気感。
3.4か所一緒に回ったけどこの土地以外には選択肢はないと感じた場所。それに信じてきてくれたお施主さん。
可能性を信じてくれた。だからこそ・・・
もう少し手を動かしてもっともっと3号地の特性を導き出そう・・・。まだもう少し探し切れていない。まだ活かせるはず!