陽だまりの家
昔の屋敷はどうしても寒く日が入らない為過ごしにくい傾向があります。今回温かく全面的に見直し、細かく仕切られた間取りをワンルーム化にして3世代が過ごせるようにリノベーションしています。
■岡山/木造/リノベーション
古く落ち着いた数寄屋のリノベーションPROJECT
時代背景と共に住まい方が変化し続ける
新しい暮らしをより快適に、そして明るく暖かく
家族みんなが自然と集まれるリノベーションとなる
太陽も笑顔も家族も陽だまれるように。。。
Report陽だまりの家
「陽だまりの家」お引渡しが終了しました。。。
数寄屋建築と和モダンの融合を試みたこの住いは、
3世代家族が一緒に暮すことのできる素敵な場となります。
中庭の緑や裏庭の緑に囲まれて、
森の中を散策していると生い茂る葉枝の隙間から心地よい日差しが舞い降りてくる。。。
そんな空間となっています。
当初予定よりも、約半年遅れでの完成となりました。
工事の難しさから職人不足まで、時代背景には逆らえないもどかしさも感じます。
それでも最後まで信用していただいたクライアント様、
やっつけ仕事にならないように丁寧にまとめてくれた
監督さんや職人さん方ありがとうございました。
「陽だまりの家」それは心地よい日差しが入る空間創りと
三世代家族の温かい笑顔が満ち溢れる住まいです。
【岡山注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山設計事務所】
大型リノベーションの醍醐味 解体も終わり、
内部大工工事が始まり
天井、枠、床がだんだんと形になりつつある。
改めて解体前の写真と見比べてみると
小さく区切られた間取りが広々と
遮られていた視線に障害が無くなり真っ直ぐに。
後は太陽の光を導くだけ…。
来週にはクライアントさんと置き家具の打合せ
これがまた楽しみの一つ。
家つくり楽しんでます。
リノベーションの醍醐味
光を取り入れる業
昔ながらの薄暗い空間へ一筋の光を導いた
屋根を開け太陽光が入ってきた瞬間なんとも言えない瞬間に立ち会うことが出来た
ぱっと周りが瞬時に明るくなって現場の職人達が上を見上げる・・・。
たった一つの操作が毎日ほとんどの時間を過ごすキッチンとダイニングを明るくする
温かく明るい暮らしに生まれ変わる築40年の「陽だまりの家」
リノベーションの難しさの1つには外観を創ることにあります。
新旧の融合というとかっこよすぎる言い方だけど
切った貼っただけのプロポーションにはしたくない。。。
アナログだけど自分の感性を信じて赤ペンを走らせる。
「家を売るのではなく暮らしを創る」
やっぱりその世界で生きていきたい。
ここ数日間そう感じさせる時間をすごしました・・・。
建築は沢山の協力会社によって生まれます。
大工さん・設備屋さん・板金屋さん・解体屋さん・内装屋さん・・・
そして安全を守る警備員さん。
クライアントさんからこんな一言をいただきました。
「あの警備員さん凄くいい人で感じ良いですね。親族にも好評なのよ。凄く良い~♪」
多分ご近所さんにも評判が良いと思います。
工務店さんにその話をすると
「今は警備員も人で不足で、あの人は最後の裏技です(笑)」との事。
クライアントさんが喜んでもらえることは一番の財産
寒くなってきましたがどうぞよろしくお願いします。
解体をしていくと「家」の持っている記憶があらわになってきます。
数回改築してきた足跡が見え隠れして
しばし、見入ってしまいます。
柱の移動・寒さの原因・構造補強・空間の再検証・・・
リノベーション時の解体は宝の宝庫
屋根に上がると新しい景色が見えます。
屋根の上に布団を引いて日向ぼっこ・・・。
なんて余裕はなく、強風の中解体着手前の確認中。
複雑に入り組む屋根を見てどこまで解体するか、
大工さんと頭を悩ませながら急遽大変更。
図面をまとめる力が無いのか、図面があってもリノベーションは現場力なのか・・・。
方針も決まり、いざ解体着手!さあ。いよいよ始まります。
風景のある家が手掛ける和洋折衷のリノベーションPROJECT
大型リノベーション「陽だまりの家」
長く続いた設計と準備も終わり
引越と同時の地鎮祭となりました。
数寄屋建築から和洋折衷の建築へ姿が変わります。
杉やヒノキからオークやタモへ、タタミからフローリングへ、クローズキッチンからオープンキッチンへ、暗から陽へ・・・。
今の時代に合わせた暮らし方の提案となります。
4世代のクライアントが同居するこのリノベーションには、ほんのり桃色かかったラベルの「越後桜」を奉献酒としてセレクトさせていただきました。
飲みやすくワイン感覚で喉を潤していただければ幸いです。
本日はおめでとうございます。
「ローマは一日にしてならず」
もう少しもう少しと進めながら月日が経つ。
設計の打合せを通して改めてご家族の生活も見直されていっている。
オファーを頂いてから約6ヶ月続く設計期間は
少しずつ前へ進んでいることは確かなようだ。
プラン変更、見積もり、変更・・・
繰返し行われるたびに確実にご家族のものになっている。
ただ減額するだけなら安くなるのは当たり前。
予算に合わすためだけに中止すれば安くなるのは当たり前。
まだまだ、もっともっと良くしていくために
もうちょっとだけ変更させてもらいながら・・・
もう少しもう少し。
大型リノベーション着工前の予算調整
築45年の数寄屋建築
時代と共に変化する家族と暮らし方。。。
よりよく生活するためそして次世代に引き継ぐために
今、手を加えてよりよく創り替えます。
大型リノベーション先ずは現場調査
既存と新しいプラニングを照らし合わせながら検証
長年大切に使われてきた数寄屋の美しい建物も家族の成長と時代背景によって
使い勝手が変わってくるのは必然的
お母さんとおばあちゃんと曾お婆ちゃんとお孫さん達
楽しい時間を過ごすために温かく日当たりを良くする今回の計画は
ご家族みんな笑顔が絶えないような空間を創っていくこと
「陽だまりの家」STARTします・・・