両親の家
小さいけど両親の為に家を新しく建てたい。との依頼で始まったこの計画は以前住んでいた家の記憶となる「柱」「床」の一部を仕上げに取り入れることにした。木肌を見せ木質を多く取り入れ住み手に優しく温かい雰囲気を作り出しています。
■岡山県岡山市
■新築
■木造
Report両親の家
今月初めお引渡ができました。
ご両親のために建てられた「おうち」
「作品展にはお客さん来られました?風景さん的には割と普通の家だったから、どうだったかと思いまして…。私たち的には随分冒険しましたけど。」
「大きさの割には想いが沢山詰まった家つくりだしたね。皆さん関心あるんでしょうね」
「これからもっと想い詰め込んでいきますよ^^」
静かにそして力強く言われたご主人の言葉が凄く嬉しかった瞬間でした。
玄関に張った古い床材はご実家で使われていた床材を移植しました。お母さんがいつも雑巾がけしていた床です。
庭の梅・紅葉・モッコウバラ…もご実家からの移植です。
この季節もしかしたら枯れてしまうかもしれません。でも、記憶を残すために移植させました。
お父さんの趣味である写真も飾ります。
少しでも永く元気で過ごしてもらうためのちいさなちいさな「両親の家」これからが始まり始まりです。
「あ!今度飲みに行きましょう。来月くらいがいいですかね。」
そんなお気遣い頂いたご主人のお言葉がくすぐったく嬉しかったです。
↓そんな一軒の物語是非ご覧ください。
https://huukei-design.com/?/3633/bukken/
【第24回風景のある家完成住宅作品展】※ご案内DMご希望の方はinfo@huukei-design.com又は080-2942-5000までご連絡ください。
今回の見どころは「平屋」「室内のスロープ」「4つのライトコート」「真っ白なLDK」「ライトグレーな窓の無い外観」・・・
是非見ていただきたい一軒です。
特に光を意識して設計しています。
明るさの中に影というハーモニーを奏でて、光遊び影遊びが同居しています。
それぞれのライトコートには植栽や鉢、白玉砂利、ウッドデッキなど表情豊かに仕上げています。
又、建物の綺麗なシルエットも感じてください。
■開催作品:木漏れ日の家(新築)
■開催月日:2017年6月24日+25日 10:00~17:00
■開催場所:岡山県倉敷市児島赤崎4丁目2375-1
■当日滞在スタッフ:24日(土)水嶋+渡辺 / 25日(日)河島+水嶋
■構造:木造/新築/平屋
■敷地面積/504㎡
■延べ床面積/121㎡
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【第25回風景のある家完成住宅作品展】※ご案内DMご希望の方はinfo@huukei-design.com又は080-2942-5000までご連絡ください。
ご両親お二人が暮す家は平屋1LDKの小さな小さなお家です。
小さなお家でもクライアント様の想いが沢山詰まっている住まいです。
「お父さんの趣味だった写真を壁に飾りたい」
「実家の梅松とモッコウバラ、紅葉を庭に移植したい」
などご両親のために少しでも記憶を繋げて新しい家に移ってもらいたいとの思いがあります。
床材も実家で貼っていた無垢の床材を剥がして、移植しています。
私達風景のある家も負けていません!
限られている広さを面積以上に広く感じるように設計して圧迫感を感じないように。
そして、生活しやすいようにバリアフリーに。
近隣の騒音を少しでも軽減するように屋根のかけ方を決めて、同じ敷地に建つ本宅とコニュニケーションが取れやすいように平面形状を決めました。
是非ご来場してみてください。
■開催作品:両親の家(新築)
■開催月日:2017年6月24日+25日 10:00~17:00
■開催場所:岡山県岡山市東区西大寺中三丁目460-39敷地内
■当日滞在スタッフ:24日(土)河島 / 25日(日)渡辺+長濱
■構造:木造/新築/平屋
■敷地面積/180㎡
■延べ床面積/67.61㎡(20坪)
棟上げも終わってあっという間に外壁工事屋根工事が終了しました。。。
ちょっと変わった屋根デザインにしてみました!
両親想いのクライアントさんは
設計当初からご実家で使っていた床材をどこかに使いたい。
ご両親の為、解体するご実家の記憶を少しでも残したい。
いよいよ既存の床を剥がす作業に入りました。
使い込んで光沢の出ている床材です。
たぶんお母さんが随分ぞうきん掛けしてきたんだろうな…。
最後は植栽の移設。
梅、松、紅葉、、、
盆栽はここに並べて、和室から見えるようにして、洋間からは紅葉が・・・。ご自分のイメージを話してくれるご主人の顔は嬉しそうな楽しそうな感じが伝わってきました。
杭から始まり、…金物検査、屋根板金検査、電気配線検査、断熱下地検査など、
風景のある家では20回にもおよぶ現場検査を独自のチェックシートの基づき行っていきます。
さて、あと2か月よろしくお願いします。
1923年レマン湖畔に両親のために建てた小さな家があります。
設計はル・コルビジェ
コンパクトな室内でも快適に暮らせるように設計されています。
そこでは細長い窓や動線処理で快適に且つ小さいけど小さく見えないように等の工夫がされています。
この両親の家はクライアントさんが両親のために建てる家です。
同じように小さいけれど快適に暮らせるように設計の仕掛けが施されています。
広く感じ取られる仕掛けや、記憶をさかのぼれるような仕掛けや、単調にならないようほんの少し刺激が感じ取られるような仕掛けや、暖かみと時間を感じ取れる仕掛けなど考えてみました。
地鎮祭も無事に終了して後は着工を待つばかりです。
3か月後新しいご家族の生活が始まったら、色んな仕掛けに気が付いていただければと思います。