クルマのための家
COMPLETED BY 5/2024
■岡山県岡山市
■新築
■鉄骨2階建て
Reportクルマのための家
東川原で進行中の重量鉄骨住宅。建て方が終わり着々と形になりつつあります。現場に忍び込んでリビングの大きな開口から河川を眺めてみると青々とした景色がとても印象深い。。。少し照明を暗めにした方が雰囲気良いかな!?仕上げどうしようかな!?など考えながら見る現場は毎回楽しく感じます。
最上階の屋根のコンクリート打ち風景です。大きな一枚スラブの屋根も特徴の一つであるこの住宅ですが、構造が許す限界ギリギリまで庇を伸ばして・・・個人的には雨の日の日常も好きなので軒下バルコニーでも過ごせる時間もいいなかと。
来週はお客様と久々打合せ。すこしだけ現場が整理されてきたので一緒に現場を散策できそうです。永い工事期間中段々と形になってくる現場を一緒に共有できることも私たちの遣り甲斐です。そろそろ仕上げも考えながら(現場からは早くして~と聞こえてきそうですが・・・)打合せしていきたいと思います。
これから家づくりを考えている方はこちらを参考にしてみてください。出来るだけわかりやすく「初めての家づくり」について書いてみました↓↓↓
住宅設計のコンセプト | 岡山の注文住宅は住宅専門設計事務所【風景のある家】 (huukei-design.com)
また、どうやって家を考えていくのかをコンセプト動画にしていますので見る事の無い私たちの仕事風景も参考にしてください↓↓↓
そして建部町で完成する木造住宅「Café con leche」の完成見学会が決定しました。これから家づくりを考えている方はご予約いただきご参考にしてください。出会いからお客様と一緒に進めてきた家づくりや設計でこだわった部分などをご案内しながらご説明させていただきます。ご興味がある方はこちらからご予約下さい↓↓↓
第78回風景のある家完成住宅作品展「Café con leche」@建部 | 岡山の注文住宅は住宅専門設計事務所【風景のある家】 (huukei-design.com)
東川原で重量鉄骨の住宅建て方が始まりました。お客様は出会って2年の月日が経ちいよいよこの日を迎えることができて感無量です。シンプルな四角い建物なのに想像以上に構造が難航して、少しでも構造費用を押さえるために何度も構造計算をやり直したりと設計期間中を想い出しながら・・・。
20代のころはハチャメチャな図面を書いていて、鉄工所の親方によく皮肉られたことを想い出します。それでも突っかかって、無理を言い、やり直しも生じて、それでも若さにまかせてぶつかっていったら親方に気に入ってもらい、いつもお腹がすいていた20代の若造をよくご飯に連れて行ってもらった。。。鉄骨はそんな頃覚えた得意分野のひとつです。
仕上がりはまだまだ先ですが、屋根と庇はコンクリート打ちっぱなしにして鉄骨では出ないシャープさを創り、壁は落ち着きと重量感をもたらす渋いタイル仕上。二階にパティオを設けて余白溢れる創りに。そしてその二階に登るための階段はオリジナルでデザインです ↓ ↓ ↓
階段は毎回オリジナルを設計しますが今回は亜鉛めっき処理をしザビにくく処理をしてからタイルで仕上げていきます。
来春完成目指してあらためて気を引き締め、且つ楽しく創っていけたらと思っています。
今週末2棟作品展がありますのでご希望の方はお声おかけください。
一棟目は大元で営んでいるカヌレ専門店ガトーミューレの移転に伴い奈義町で店舗(ガトーミューレ)併用住宅です。奈義山を眺めながらイートインできる店舗になっています。
第74回風景のある家完成住宅作品展「奈義の宝石箱」@奈義 | 岡山の注文住宅は住宅専門設計事務所【風景のある家】 (huukei-design.com)/岡山設計事務所/岡山注文住宅/岡山リノベーション
二棟目は土地探しから始まった二階LDKの木造住宅です。目の前に広がる田園風景を眺めながら暮らせるように。そして感度を上げるために採用した仕上げは、コンクリート・セメント板・下地合板・フレキシブルボード・・・など。他に類を見ない仕上がりとなっています。
第75回風景のある家完成住宅作品展「バッチバチ」@南区大福 | 岡山の注文住宅は住宅専門設計事務所【風景のある家】 (huukei-design.com)/岡山設計事務所/岡山注文住宅/岡山リノベーション
どちらもとても素敵な仕上がりとなっていますので、家づくりをご検討しているご家族は是非ご予約ください。
現場はいよいよ本格的に動き始め基礎工事着手しました。重量鉄骨住宅の為、木造の基礎とはまた異なりボリューム感を感じます。あまり見る事の無い重量鉄骨の基礎の流れをご紹介します。
人が埋まるほどの深さですがこれから基礎の鉄筋を組んでいくために下地となる捨てコンと呼ばれる薄いコンクリートを流していきます。このコンクリートは強度は必要なくてこのコンクリートの上に原寸大の設計図を書いていくためのキャンパス作りです。ざっくりと地土を掘り建物の位置を決めるために正確に線を引いていく工程です。
次の工程は正確な線を元に鉄筋をくみ上げていきます。この鉄筋の本数や太さは全て設計図を基に選定工事されて鉄筋検査が行われ問題なければ次の工程に移るようになります。
鉄筋が組み終わると型枠を組みます。これは型枠大工さんという型枠専門の大工さんが隙間を練って工事していきますが、この後コンクリートを流しますがこのコンクリートがかなりの圧がかかるため丈夫に施工しないと大変なことになるとても大切な工程ですね。
コンクリートも硬さや水の量を指定して施工していきます。梅雨の季節雨が心配でしたが無事終えることができました。ちなみにこの後は雨が降っても問題ありません。。。コンクリートは施工中に多くの雨が降ればコンクリートが柔らかくなってしまい強度に影響がある場合がありますが、一旦施工を終えれば固まっていなくても雨水が混ざることはありません。むしろゆっくりと固まっていくので雨が降った方がよいくらいです。
定例会はお客様との定例もあれば業者さんだけで打合せしていく定例会もあります。それぞれのポジションで譲り合い(みんな結構譲らないですが・・・)しながらベストの仕上がりになるように繰り返していき完成に向かいます。
今回は基礎工事の流れをなるべく専門用語を使わずに表現してみましたがいかがでしたでしょうか?
家づくりの流れなど詳しくはこちらをクリックしてご覧ください↓↓↓
家つくりの進め方 | 風景のある家 (huukei-design.com)/岡山設計事務所/岡山注文住宅/岡山リノベーション
岡山駅伝会場を横目に待ちに待った地鎮祭▲一通のメールから≒1年と半年が経とうとしています。少々特殊な土地では造成屋さんや開発事務所さん構造屋さんにゃ杭屋さんなど多くの方々に協力してもらいました。一歩進んでは振り返り戻ってはまだ進み、元ラガーマンの私的にはまるでラグビーのような前にパスを出されない…けど確実前に進んだ。という印象かもしれません。申請の壁やコストの壁などあるのでまだまだ走り続けていますが。。。
東側に流れる大きな河川を望みながら暮らしたいとのご要望で実現しようとする大開口と愛車を大切に保存する場所、パティオにヌック。そのほかにも多くの仕掛けを取り入れました。あ!それと屋上点検用のタラップ階段も…点検用ですが…点検用…たぶん…ん?▲そんな楽しみな住まいの地鎮祭へご用意した奉献酒は「仙禽UAコレクションのもみじUA」です。
今回の工事は古民家を得意とする「なんば建築工房」様。しかも今回の設計は重量鉄骨!さすがに畑違いでちょっと…と思うかもしれませんが、なんば建築工房の常務が建築畑で経験を積まれてたこともあり初面談した瞬間で大丈夫だ。と確信した記憶があります▲仙禽は伝統的な技術で革新的な挑戦をして畑違いの企業ともコラボして新しい市場へアプローチしています。今回はそれぞれの得意分野で住宅を進めることにあたって想像以上の新たな成果が生まれることを期待してこの奉献酒を選んでみました。ロゼワインのような甘酸っぱく実イチジクのようなお酒をお楽しみくださいね。本日はおめでとうございます。
そろそろ仕上げをイメージしながら入る時期になりました▲いつもお世話になっているタイル屋さんに飛び込み相談しながらサンプルを用意して並べてみる。。。他ではなかなか見る事の無い味のあるタイルは時間と共に「古美る」。旧車をこよなく愛するオーナーにはピッタリだと思いながら吟味して、自分の中で二拓に絞り込み打合せに挑むとピッタリマッチング。想わず「おーーー!」の雄たけび!!!▲この流れで今日は内部仕上げをイメージしながら一回目の仕上げ図面チェック。味わい深く奥深く!方向性は見出していつものように現場インして立体になっていく様を感じながら色味仕上げを最終決定させます。
新しいprojectが始まりました▲車をこよなく愛するオーナーが共に暮らせる場所を探し求めこの物語がスタートしました。河川敷の景色の良い立地を手に入れて流れ移り変わる景色をダイレクトに生活空間へ取り込むLDKとヌックが存在するパティオ。周りの景色をシャットアウトして時間を感じる本棚に囲まれた時の場所・・・▲様々な場所に様々な景色と様々な時間の過ごし方が出来る仕掛けを設計してみました▲でも、やりすぎるとコストオーバーになるので強弱付けながら進めようと思っているのに…「かわしまさんこれ付けたい」「ダメです」。「かわしまさんこれいいな~」「ダーメです」。「これ昔からあこがれていたんだけど…」「ダーーーメです」・・・こんな感じで笑いの中にはな咲いているやり取りが日常茶判事!負けるものか!自分を信じて己の道を進むべし。がんばれ俺!