トライアングル
この家は沿線沿いに建つために、外から見える窓は最低限にしてプライバシーを完全確保するように設計をしています。一階はご主人の趣味である車とバイクのインナーガレージと寝室。二階にはLDKと水回り、個室の配置なっています。明るくシンボル的な螺旋階段を昇るとガラスに仕切られ榀合板で仕上げられたインテリアが現れます。
Reportトライアングル
三角形の敷地に計画した「トライアングル」
1:2:√3の平面を立ち上げて黄金比率で高さを決定したプロポーション。
完成写真と動画ぜひご覧下さい。
お引渡から約2か月が経ちました。
そして、クライアントさんから嬉しいお便りです。
近況のお写真を送っていただき、事務所内で大絶賛!!!「おぉーーー!嬉しいなー良いなー」お引渡の時よりもいい感じになっています。
あれ?寝室がネイルサロン化してる!?お父さんが物干し竿職人に(笑)ガレージは男の思想に進化!楽しんで大切にしている様子が伝わってきます。
この瞬間が味わえるからやっぱり楽しいですね・・・この仕事は。
そして、トライアングルの完成写真も出来上がりました。
worksにUPしていますので是非ご覧ください。
とても素敵な家ととても素敵なご家族のストーリーです。
https://huukei-design.com/?/2271/bukken/
第16回風景のある家完成住宅作品展が終了しました。
愛媛や福山など遠方からもご来場いただき有難うございます。
そして、最終日に御引渡が行われました。
予定が合わず、御引渡には立ち会うことができませんでしたが、ご両親からお礼のメールを頂きました。そして美人な奥さんは将来一階でネイルサロンを開くことを夢見ているそうです。そして年内には家族も増えるようです^^これからたくさん色んな思い出を創っていってください。
追伸:最後はなんか苦手です。。。ありがとうございました。というと寂しい気分になるし、お世話になりました。というと距離感が遠いままだし・・・
なんかいい言葉が見つからないかなー・・・。
足場が取れてついにベールを脱ぎました。
出会いは相談会から。
三角形の敷地、幹線道路沿い。
初めのインスピレーションは騒がしい外部環境との遮断。そして、広がりのでる間取りと仕掛け。
他には真似出来ないテイストと愛着の湧いてくる作りにしよう。。。
探し続けている内部と外部の曖昧さを模索してみる。
極端に高低差の少ない玄関ホールや、ガレージとの繋がり、ガラスを多用した階段室。インナーバルコニーとリビングの繋がりや、室内への鉄の取り入れ方。等々
住みやすさの中に建築のスパイスをホンの一握り。
それで、ぜんぜん変わってきます。
7/30(土)+31(日)は第16回風景のある家完成住宅作品展「トライアングル」を開催(会場:倉敷市北畝5丁目17-8)しますので、そのスパイスを体感ください。
事前に日時のご予約(予約先:080-2942-5000)を頂ければわたくし河島がご案内とご説明をさせていただけます。
ワクワクする現場に足を運んでみた。
そんな時ドキドキしながら現場を散策する。。。
螺旋階段から降り注ぐ光が神秘的に感じた。
部分的に角をRにして鉄でも優しさが感じれるようにしてみた。
その結果羽が舞い降りるかのように綺麗な螺旋。
コストを下げるため壁をシナにした。
その結果鉄との相性が良く、素材感のもつ本物の存在感が出てきた。
ほんの少し軒にはったレッドシダーが既に焼けてきて外観を引き締めている。
美しく古くなる事=古美る
落ち着いた大人な建物は色焼けて味が出てくるころ
古美て素敵な建物になる。。。予感がした。。。
完成に近づいてくると嬉しい。
シンプルに大人テイストな仕上がりに・・・。
外壁は墨色のタイルとグレーな吹付。
ポイントにレッドシダーをあしらって
ホワイトのサッシュで全体を引き締める。
単調にならないように一階部分は彫を深くして奥行き感と立体感。
落着いたテイストにほんの少しインダストリアル感を取り入れて、他にはない独自な世界観を。
料理のレシピみたいな感じでデザインキーワードを並べてみるが
やはり最後は言葉にならない感覚に頼ってみる。
最後の塩コショウが大事。
哀愁漂うご主人の後ろ姿・・・
待ちにまった棟上げ日和となりました。
大人のグレーな外壁
黒のタイル
白い窓
ポイントに木を使い
シックで落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ご両親も嬉しそうにご家族みんなで
楽しんでいる雰囲気がいつも良い感じです。
監督を初め職人さんご安全に。
宜しくお願いします。
かなり良い建物が出来る予感・・・。
色や素材感は大切によりよくと
打合せを繰り返すたびに良くなっていく。
費用をかけるところかけないところ。
同じ費用ならより好みの選択を。
足して引いてみる。。。
幹線道路沿いに建つこの建築は
いわゆる「今風」から脱皮して
時間に左右されない不動のしつらえとなりつつある。
【岡山兵庫福山注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山兵庫福山設計事務所】
今年最後の地鎮祭は
青森西田酒造の「田酒」を奉献にセレクトさせていただきました。年賀の意味で新年干支をデザインした新酒です。このお酒で新年の寿ぎ頂きたいとの願いを込めて造った純米吟醸とのことです。年末年始ご家族でちびちび味わっていただければと思います。本日はおめでとうございました。
この一年も沢山の出会いを頂いた素敵な一年でした。来年も引き続き「風景のある家」の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
一番乗り越えないといけない壁を乗り越えました。
施工会社は日々夜遅くまで繰り返し見積もりを見直して、
設計事務所は減額してもおかしくならないように全体バランスを見直して、
クライアントさんは不安な気持ちをセルフコントロールしていただき・・・。
あきらめればそれまで。あきらめなければ前に進める。
トライアングルの名の通り3者手を結んだ結果が出たことを嬉しく思います。
とは言っても、図面は未完成・・・。
さあ、年内地鎮祭出来るようにもうひと踏ん張りの嬉しいバトンを手渡されました。
本日はお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
【岡山兵庫福山注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山兵庫福山設計事務所】
「構造の相談に来ました~」とハイテンションで恐る恐る築100年の歌舞伎門をくぐってみる。
細身の仙人のようなおじいちゃん先生。
怖そうだなー…。難しそうだなー…。帰ろうかなー…。
「珈琲入れるから此処に座りなさい」そんなわけにもいかず直立不動の河島さん。。。
「私のしている構造は#$*&!★+*・・・頭がボーン♪。
最近した仕事は*$&#☆&&#!:*・・頭がボーン♪。
でも私も年だから技術を伝えていかないといけない。
私は技術を伝えることは惜しまないんですよ」
最後の言葉だけ聞き取れた。
ホントに建築が好き感が伝わってきて、いつの間にかウンチクを聞入ってしまいました。
「やり方教えるから自分で計算できるようになりなさい」と一言。
無理無理ご勘弁。・・・でもこのおじいちゃん先生からなら教わってみようかなと思わせてくれる。
コストを考え、納まりを考えスラスラと計算していく様はとてつもなくかっこいい。
75歳になっても、こんなかっこいい建築家になりたい。
素敵な一日でした。
【岡山兵庫福山注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山兵庫福山設計事務所】
真面目に社内打合せ中。…なぜか意味なく笑ってます。
平面は固まり、高さ関係を再構築。
天井を下げたり上げたりメリハリをつけていきます。
綺麗な建物より味のある建物が創れないか。
滅びる建物より古美る建物を創れないか。
同じ予算がかかるなら、かっこ悪いよりカッコいい方が良い。
今を見るより明日を見立てた方が良い
「今日の便利は明日の不便」
【岡山兵庫福山コンクリートRC住宅設計、岡山兵庫福山設計事務所】
新国立競技場で議論をかもしだしている ザハ・ハディッド
「伝説の建築家」とか「アンビルトの女王」と言われ、
建築の世界では脱構築主義を代表する建築家。
近未来的で有機体状の建築が特徴であるが
脱構築主義の建築を実現させるためには
=コスト・技術・時間という3原則が必ず大きな壁になっている。
初めからわかっていた事だ。。。
それらを解決できなかった本国の体制の方が問題であると感じる。
少なくとも建築の歴史が一歩遠のいたことには間違いなく
建築家の端くれとしては言葉にできない残念さが残る。。。
「ザハさん、日本を嫌いにならないでください」
ザハ建築とは正反対の尖がったトライアングル・・。
多かれ少なかれコスト・技術・時間の壁が立ちは抱かっている。
初めからわかっていた事だ。。。
やばい、うんちくたれが、自分の首を自分で締め付けている。
もっともっと赤ペンを走らせよう・・・・。
【岡山注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山設計事務所】
事件は現場で起きている!
そんなドラマがあったような…
確かに、敷地に立つと間取りがぼんやり浮かんでくる。
バラバラと幾つかの部位が頭の中で浮遊する。
この浮遊している部位を繋ぎ合わせるのが仕事であって腕の見せ所となる。
大通りに面した、台形の変形地。
車庫入れしやすく、プライバシーを保つ開放的なリビング。
無駄なく敷地を使ったこの計画はバランスの良い間取りとなった。
来年夏完成に向けてゆっくりと動きだします。
【岡山兵庫注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山設計事務所】