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山裾の家
良い住宅とはデザインされている建物でもなく
建築論が成立している建物でもなく
前を通った時過ぎ去ってしまう建物。。。でも、ふとした時に記憶に残っている建物である。と30代の時に教えられた事がある。
感動を味わえるのは四季を通じて生活する住み手の施主のみ。
特権である。
朝日はまぶしいくらい差し込むだろうな。
夏場北窓から見える緑は青く輝くだろうな。
春先ロフトの窓を開けると気持ちいい風が通る事を感激するだろうな・・・。などなど施主さんと創ってきた仕掛けはできた。
予想以上に期間もかかり引っ越し引渡延期延期が重なったけど最後まで信用してくれた紳士なご家族に感謝です。
とても気持ちいい引渡を終えて、山裾の家は新しい生活が始まります。
監督さん、大工さん、変態電気屋さん、エアコン屋さん、水嶋君・・・職人の皆さまお疲れ様でした。
そして工事中の音や車などでご迷惑をおかけしているのもかかわらずご協力していただきましたご近所の皆様方有難うございました。