Report
みかんと段々畑
作品展を6月6日と7日に迎え現場が段々と完成に近づいてきています。
格子と障子のコントラストが奥行き感を生み出して素敵なシーンを生み出しています。
そして、和紙は粗い繊維の層で繊維が絡み合った間には無数のすき間があります。そのすき間には空気が入っていてこの気孔がレンズのような働きをして、障子に入ってくる光を拡散するため、まぶしさを取り除きながら、程よい明るさを残し、部屋全体を明るくします。和紙を通った光は半分だけ透過し、さらに拡散されるので、柔らかい光になり住む人の情感に優しさをあたえてくれます。
建物をウロウロ歩いているとご主人がフラっといつものように「おつかれさまです!」と。
嬉しそう。完成が待ち遠しいですとの事。
素敵な住まいがもう少しで始まろうとしています。