のびのびひろびろの家
手狭になった住まいをリノベーションして、ひろくおおきくのびのびと一緒に相談しながら創りたいと3年の月日を費やしたリノベーションPROJECT。解体前の壁に家族皆で「ママ大好き!」「パパ大好き!」「ありがとう」「元気でまた会おうぜ」とマジックで大きく書かれた壁面が私たちを奮い立たせた。
■岡山/木造/リノベーション
Reportのびのびひろびろの家
今年お歳暮を創ってみました。
小さくて簡単なものですが
OBのお客様に手渡しでお届けに行けたらと思って・・・。
なにか切っ掛けを作らないとお伺いすることが出来ないので、少々強引ですが風景珈琲を作りました。始めたのは良いのですが、これがなかなか大変で…行ったり来たり。
そんな中、
笑顔で受け取ってくれて
打合せ中はお腹の中にいた赤ちゃんとお会いできたり
近況の写真を送ってくれたり
夕飯時忙しいのに中に入れてくれたり
ご家族全員外まで出てきてくれたり
ご丁寧にメッセージやLINEを頂いたり
お電話を頂いたり
・・・
大変な代わりに嬉しいですね。
ちょっと自慢したくなるくらい嬉しいです。
まだまだ半分以上お伺いしないといけないのですが
夕飯時の時間帯で申し訳ないのですが
お邪魔させていただきます^^
皆様寒い季節ですがお体に気を付けていただき
年末お過ごしください。
建築バブルの影響もあって工事ストップとなり
ご迷惑をおかけしてしまっています。が・・・
いよいよ今週から外構工事が再スタートし年内完成を目指します。
久しぶりの訪問に新しい家族が増えていました。
ご夫婦クライアント様ともゆっくりお話が出来て楽しい一時を過ごせました。
いつも元気をもらえるご夫婦に感謝!
「やっぱりきれいだなー」
作業中の現場から聞こえてくる
光を通し、視線を遮る優れもののルーバー
建築用語で日照調整装置を
ブリーズ・ソレイユという
フランス語から来た言葉で
太陽を砕くという意味
日本では葭簀・すだれ・ブラインドなどが代表的
ようやく完成したブリーズ・ソレイユ
これから外構工事に突入します。。。
ほぼ完成に近づき残るは残工事のみとなった
「のびのびひろびろの家」リノベーションProject
お昼時間、仕事の合間に打合せに来てくれたご夫妻
お昼食べられてませんよね。すみません。。。との言葉に
いつも笑顔で接してくれることに感謝します
午後も頑張ろう!とカップラーメンを食べ足早にお仕事に向かったご夫妻は
沢山の事を教えていただきました。
設計とは仕事以外にも沢山の事を学べる業種
たのしい!
カウントダウン 引越まで後3日
職人不足やら天災やらで大幅に遅れ遅れになったしまった工期を
包み込むよう笑顔で見守ってくれたクライアントさま
流石に打合せ内容がなくなると「寂しいなー。することないなー。」
と言っていただいたクライアントさま
いつも現場での打合せを楽しみにしてくれていた
もっともっと要領よく設計と打合せをしていればもう少し早く完成していたかもしれない。。。
言い訳がましいけど、何時しかずいぶん昔に仕事の域を通り越してしまっていたかもしれい
「のびのびひろびろの家」
それは独立して初めて声をかけていただいた大切なリノベーション
カップラーメンにお湯を注ぎ、満面の笑みで監督さん
寒い中お疲れ様です。
床が貼れてクライアントさんが
「よし!出来てきた。良いねーイイねー」と・・・。
心の中で自分が
「よし!これからがスタート。どうするどうする」
建築。家具。ウィンドートリートメント。絵。仕上げ。外構。。。
そろそろ足並み揃えるべきラストスパートです。
年末も押し迫り大工工事進行中 思っていたより暗いところは天窓を設け
天井高さが取れないところは形状を変え リノベーション真っ只中
今年からはいよいよ仕上げに突入
本年もよろしくお願いいたします。。。
リノベーションとは
今までの記憶に新しい価値を組み合わせ
与えられた空間の中で+αの価値を見つけ出しながら
ライフスタイルを考え直して
理想の住まいを作り上げていくこと。。。
まさに今現実になろうとしています。
取れる柱、取れない柱、梁。
付け替える柱。
・・・
クライアントご家族が喜んでもらえるように
制限のある中でどのように理想の形が創れるか。
もし「ビフォーアフター」の番組なら視聴率40%越えだろうな(笑)
それくらい劇的リノベーションProject
解体が裸になった古い建物
新しい柱を添えて生まり変わりつつある時間
ハード面は決まり「ほっ」と一息。。。
毎回クライアントさんの喜ばしい顔を見ると
本当に良かったなと感じる
いやー参った(笑)
今日はクライアントさんのお子さんも定例に出席して
終わった後は監督さんと遊んで・・・
バランスの良いProject進行中でした
現場打合せ風景
電気屋さん・ガス屋さん・エアコン屋さん・設備屋さん・メーカー
そして
クライアントご夫婦・監督さんと私
総勢11人があつまって最終確認中の待った無!
それぞれの専門分野が目を光らせ確認と提案
そして隣では解体屋さんがどんどん丸裸にしています。。。
照明の打合せを始めると同時に
「照明は河島さんに任せないとな(笑)口出ししたらいいことにならない(笑)」
と。。プレッシャー
いつしかクライアントさんの口癖が
「来た来た!きたよー来たよー」
と一年越しの想いがこみあげてきます。
お待たせしました。
一年越しに着工に着手し、先ずは手作業の解体からです。
リノベーションには解体がつきものですが、
先人の記憶が要所要所に感じることができるワクワクする瞬間です。
増築したところや作り手の悩んでいたところ、などを発見できます。
同時に設計図通りになるのかドキドキの瞬間。。。
やはりリノベーションは宝の宝庫!
解体前の壁にご家族皆で
「ママ大好き!」「パパ大好き!」「ありがとう」「元気でまた会おうぜ」
とマジックで大きく書かれた壁面が私たちを奮い立たせます。。。
リノベーション後また会おうぜ!
独立して初めて声をかけていただいた
のびのびひろびろの家
1年の時間をついやしてようやく辿り着けた地鎮祭。
「ながかったな~^^」とクライアントさんからひとことが。。。
当時は2年前から家つくりを考えていたとの事なので、
3年の月日が経っている事になる。
劇的ビフォーアフターではないが、まったく面影がなくなる
大規模なリノベーション!!!
おおよそ、今の段階では誰も想像できていないくらいの仕上がりになる。
新築とは違うワクワク感でいっぱい^^
さー。いざ着手!
先月建て方前の鉄鋼所風景です。
想い出しますね。。。
20代の頃、何もわからず・・・判ったふりしてたころ、
鉄工所の親方によく怒鳴られていました(笑)
人一倍失敗をしました。
職人さんが作ったものを平気で造り替えたりもしました。
迷惑かけた量は人には負けないくらいあります。
そんな若造をかわいがってくれたのが鉄工所の親方でした。
元気なら良いのですが・・・。
殆どは目に触れることのない鉄工所内部の作業風景。。。
少しだけでもご紹介します^^
いよいよ迎えました鉄骨棟上げ!!!
待ちにまった日です。
来月始まる本宅リノベーションの仮住いとしてしばらく使います。
K-Projectのクライアントさんも独立して初めに声をかえて頂いた
大切なご家族
そして工事をしていただく良き理解者の「匠」チーム
2年越しの想いを形にしていきます。。。
失敗も成功も全て自分自身の責任!
やっぱり良かった「風景のある家.LLC」を立ち上げて^^
飛行機雲とクレーンと鉄の柱・・・なかなか良い組み合わせです!
杭打ち+基礎工事完了
独立して最初に声をかけていただいた大切なクライアントさん
いよいよ来週は念願の建て方となります。。。
外壁の色etcも決まりいよいよ本番
・・・でも庇のディティールが気になるので、ちょこっとデザイン変更させてもらいますね^^
かれこれ設計期間は半年になります。
最終段階は熱源をオール電化かガスかを最終検討。
エネファームを使い給湯と床暖房・・・その時のランニングコストとイニシャルコストの差額。
太陽光を使いオール電化にしたとき電気温水器をエコキュートに変えた時の損益分岐点。
電気とガスを混合させた時夏場と冬場の光熱費。。。等など。
設計・監督・電気屋・ガス屋・太陽光など5業種のプロが集まり
3時間30分にわたり大協議を繰り返す。
ようやく見えてきたベストの方向性!!!
「クライアントにどちらがいいですか?」等と言わない。
ベストの答えをもって提案型打合せをしていきます。
プロ意識をもって!
皆気が付かない、家つくりで大切な事が1つある。
それは打合せ連日の時のお子さん。
毎週打合せをする時は決まってお仕事がお休みの日。
子供さんたちは、お父さんと遊びたいし、甘えたい。
楽しいはずの家つくりが、子供達にはストレスになりかねないので、
出来るだけ打合せ時間は90分以内を目指している。
クライアントさんたちは皆打合せを楽しみにしてくれているが、
そこは、プロの責任で気を付けるようにしている。
ゆっくりと急いであわてずゆったりと楽しく打合せしていければ、
全てのバランスがたもてるのだろう^^
息抜きしながらストレスを溜めさせないように次回もよろしくお願いします。
実施図面には平面図・立面図・展開図・詳細図・建具表・設備図・電気図・構造図・・・等が昔から存在する。
決まりきった図面の形式だが、いつかこの決まりきった設計業界の「当たり前」を崩してやろうと目論んでいる。
それはさておき、特に大切している図面の一つに展開図がある。
プロポーションやディティールをイメージするにはこの展開図が一番適している。
クライアントが生活する中で「ヒューマンスケール」で一番感じ取れる図面表現。
繰り返し繰り返し書き直して平面では表現できない仕掛けを創っていく。
作る為の図面を書く設計技術者は溢れるほど存在するが、
考えるための図面を書く物創り者は少ないのが現状。
後者に属するためにもっともっと左手を動かす必要がある。
エスキスも終了しハード寸法も確認できた。
いよいよ実施図面START
「打合せ楽しんでくださいね」と問いかけると
「スッゴイ楽しんでるよー」・・・と。
本気で考え打合せして、喜んでくれることだけを考えてきた約3か月。
契約の話をしても値切られることなく、それ以上に
「ぜんぜんいいよ。河島さんだから」と。。。
ヤバいヤバい。油断したら涙腺が緩む。
今まで接してきたクライアントさんも
これから御つきあいをさせていただくクライアントさんも
今打合せさせていただいているクライアントさんも
御一人残らず同じように言ってもらえるようにしなければいけない。
帰りの車の中で自分に言い聞かせた最高感謝の一日でした。
キッチンの打合せ
パントリー
収納
普段お仕事で多忙なため買い物もまとめてストックするとのこと
ここは知ったかぶりせずにキッチンのプロにゆだねるしかない
餅は餅屋・・・さすが
奥様のご要望を踏まえ大よそ期待以上のレイアウトを提案
殆どの設計者が自分で全部やってしまうがち。いやいややりたがる
その結果デザインは良いが使い勝手の悪い家の誕生となるのが世の常
私はできるだけ専門分野にゆだねたいと考えている
全体のトータルバランスを大切に保っていくのが適任で責任
エアコンのしかり
照明もしかり
インテリア
不動産と実施図面作図や申請関係も・・・
出来る事なら「食文化」まで提案していきたい
住いにかかわることなら全て
これから時間がかかってでも
信頼できる家つくりパートナーを増やしていく
目的は一件一件大切に
クライアントの喜んでくれる瞬間そして感動を目指すのだから
だんだんプランがまとまってきたこのプロジェクト
クライアントから一言
「このリビングから暖炉側を見るとどう見えるのかなー」
んっ・・・きたー!
デザイン重視の設計者が殆どだと思うが
私の場合あまりデザインの話はしない・・・ホント最後のほうだけ
いい建物はやはり使い勝手のハード面が最重要と思っている
デザインから入る設計は薄っぺらく、横っ腹を突っつかれると直ぐグニャっとなる
でも「どう見えるのかなー・・・」と言われたら少しでもイメージを共有しなければ!
繰り返し繰り返し左手を動かしバランスよい空間へ創り上げていく
最近はCGでみせる会社が多い中、はじめは自分の手でスケッチを起こすようにしている
ちょっとした感覚が他人には伝えきれないから初めは自分で描き直し消し書く
その甲斐あって(?)クライアントがすっごく喜んでもらえた
「うんうん。イメージ湧く湧く^^」って
寝不足と不安が一瞬で吹き飛んだ
すっごくいい一日
ずっと終わりなく楽しい打合せが続けばいいのだがそうはいかない
新居での生活をものすごく楽しみにしているご家族がいるのだから・・・
この感動忘れないうちにブログに書き留めておこう
次回は玄関のしつらえ・・・もう一ひねりがんばろう!
東北震災で被害を受けた石渡商店さんの言葉を思い出した
「急がず急げ」っと
一本の電話が鳴った
ツゥルルルル
これから大きく成長する子供たちの為にも
手狭になった住まいをリノベーションして
ひろく、おおきく、のびのびと一緒に相談しながら創りたい
2年越しの想いだという・・・。
ふたつの建物を繋ぎ合わせてリノベーション
やりがいのあるProjectになりそうと意気込んだのはいいが
・・・かなりむずかしい
既存の構造・既存の間取り・既存の窓
既存の高さ・既存の形
等を考慮しながらの計画
しかも二棟分
リノベーションといえども私のポリシーは
「バランスの良いプランの提案」
繰り返し繰り返しプランを描き
プレゼンテーション前日前夜にようやく納得のできたプランが完成した
クライアントともども喜んでいただいた瞬間は「よしっ!」
積み重ねられた疲れが一気に吹っ飛んだ
そして改めてこの仕事は
「自分の天職だ」と実感した瞬間でもあった