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棟上げが行われました。四国中央市は晴天なり▲棟上げとは屋根の一番上の木材「棟木」と呼ばれている材木を上げる事から「むねあげ」と呼ばれています。棟上げは≒10人くらいの大工さんが他の現場を一旦止めて集合し一日で一気に骨組みを組み立てていきます。最近は3Dプリンター住宅が550万で販売予約を開始してNEWSになりましたが、棟上げは一つ一つの部材を組み立てていきます▲昔は近所の人を読んで餅投げ等をしていましたがその理由は、新しい地(村)に来て家を建てる吉事の反動で凶事が来ると言われていたので、餅やお米を投げることによって村の人々みんなでその凶事を少しづつ分け合って持ち帰え新しい住人に大きな災いが来ない様にする為でした。地域村人皆でお互い支え合っていたともいえます▲最近はツーバイフォーやプレハブ住宅が普及して「棟」そのものが無いので棟上げ文化が無くなってきています。又、言い伝えの祭りごとよりもご家族の記念的な意味合いが主流となってきました。少々寂しい気もしますが、やはり私もご家族の思い出としての棟上げが一番いいかと思います▲今回は棟上げ式などは行いませんでしたが長く住み慣れた場所での建て替え工事なので災いも無いのでご家族皆さまの記憶に残る棟上げとなっていれば一番良いと感じます▲お客様からは「感動しました」というご連絡を頂きました。これからも安全第一で現場施工よろしくお願いします。本日はおめでとうございました。

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