コンクリートについて

価値あるコンクリートの家を創る

風景のある家では価値あるコンクリートの家を設計してきました。同じ金額をかけるなら買ったときに価値が下がるものより、使うことでその価値が上がるものを選ぶようにしたい。価値とは金額のことではなく、使うほどに愛情が深まり限りなく可能性を秘めたもの、そして永く受け継ぐことです。もし木造と同じ金額でコンクリート住宅が建てることができて価値が上がれば、誰もが手に入れたいと願うはずです。

税法の木造耐用年数22年に対してコンクリートは47年。更に日本建築学会によると100年の耐久年数をもつものと定義されています。3世代に受け継ぐことができるから木造より4.5倍の価値が見出せるということになります。

法定耐用年数(税法)

単純に坪単価で比較するとコンクリートは高いと思われていますが、耐用年数1年あたりの坪単価を計算すると最も安く、耐用年数100年で考えた場合、実に木造の1/3の坪単価になるのです。

坪単価万円(参考価格)
坪単価(中間値) ÷ 耐用年数

これは想像だけの話ではなく、耐用年数を越えた時にリフォーム/リノベーション費という形で現実に現れてきます。コスト効率的に永く住み続ける為には、世代を超えた価値を考える必要があるのです。

RC造はリノベーション回数(コスト)が少ない

風景のある家では、耐用年数という価値をベースに、経験と実績から得た建物費用のローコスト化、周辺環境や住み継ぐことを考えた間取り、リノベーションを考慮した設計や仕上げ、総予算の中で設備やインテリアなど暮らし方まで考えたプランにより、価値のあるコンクリートの家を実現しています。

木造と同じコストでコンクリートの家を設計する

コンクリート造は簡単に金額は下がりません。ではなぜ、木造と同じコストで設計することができるのか?私たちが「風景のある家」に至るまでの間、経験と実績で得たものは幾つもあります。それは、木造住宅では多くの仕上げ材料が必要な為に各業種毎に膨大な経費がかかってきます。それを構造、プラニング、仕上方法、作業工程等それぞれの分野で少しずつ技術改革を練り直すという地道な挑戦を積み重ねてきたからです。

構造コストの損益分岐点になる間取りの提案や、風が通りやすく熱が逃げにくい造り、将来性を兼ね備えた仕上げ方法と工程簡素化による価格改革できる設計が実現できました。そして、よりゆたかに暮らす為には、金額を下げただけではなく総予算の中で北欧ビンテージ家具も標準でお勧めしシンプルで永く受け継がれる家を設計ご提案します。

風景のある家の費用イメージ

地震にも安心できるコンクリートの家を設計する

平成7年阪神淡路大震災で死者6500人のうち85%が家屋倒壊によるものが原因でした。安心して暮らす為の住まいが、天災により突如凶器に変わることがある事実に目を背けてはいけません。全世界の地震の1/10回は日本周辺でおきています。…だから地震大国日本といわれています。

阪神淡路大震災の建物別被害率

3世代以上住み続けることのできる「風景のある家」では100年の間で崩壊しない造りを設計して、ご提供していく宿命があると認識しています。コンクリートの家は柱や梁で支えるのではなく壁の面で支える為地震による力を分散して支えることができるメリットがあり、構造専門分野である構造設計事務所へ委託して構造プログラム解析してもらいます。それによって数字的根拠を保ちつつ設計していきますので安心してご提供できるシステムとなっています。

火災にも安心できるコンクリートの家を設計する

平成7年阪神淡路大震災で死者6500人のうち10%が焼死によるものが原因でした。住宅が完成したときの火災保険は義務つけられています。通常木造2000万で35年ローン時の火災保険料は約45万になりますが同じ条件でコンクリート住宅では約10万くらいです。それだけ火災に対する安心度が違ってきます。

コンクリートは躯体そのものが不燃材料であり、建築基準法でも最も火災に強いとされている「耐火構造」に区分されています。その強さは1000℃の炎に2時間さらされても燃えることなく、強度も低下しません。

火災時の強度低下割合

静かに暮らせるコンクリートの家を設計する

木造の場合、外壁の遮音性能は30dBといわれています。ピアノの音が90dBといわれていますので木造住宅でピアノを弾いたら外にもれる音は60dBとなります。コンクリート壁の場合は遮音性が最低50dBですので外にもれる音は40dBになります。

コンクリートは遮音能力が高い
コンクリートは遮音能力が高い

110dB…自動車のクラクション
90dB…ピアノの音、大声
80dB…電車の車内
70dB…テレビ・電話音
60dB…普通の会話声
40dB…夜の住宅地、図書館

風景のある家コンセプトハウスもコンクリートですが、台風大雨の時や車が通った時などでも殆ど聞こえなく非常に安心感につながっています。

暑い寒いを解決するコンクリートの家を設計する

従来日本の住まい方は「夏にエアコンをフル活動させて冬はコタツの中だけあたたかい」でした。今いる場所とそれ以外の場所の温度差が大きいとストレスになり、心臓や血圧にも負担がかかるといわれています。そして、結露やカビなどの空気汚染にもつながっています。これらを解決する為に床暖房をお勧めしていますが、それは+αの機械的処置としてのご提案です。風景のある家ではできるだけ家の創りによって解決できるプラニングをおこなっています。どこにいても風の通る間取りの提案。外気温度が蓄積しやすい西側や冷えやすい北側に居室以外の水周りの配置。どの部屋も南の光が差し込む間取り等プランニングで殆どの問題点を解決していくことに努めています。

日差しの向きや角度を考えたプランニング
日差しの向きや角度を考えたプランニング

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