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こうへいくんち

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電灯が無かった時代は自然に入ってくる自然光を感じて生活していたことだと思います。ブルーシートからほんのり木漏れ日だけの現場は江戸時代。うす暗さの中では次第に目が慣れてきて色んなものが見えてきます。まさに「ものさし」を使う時。こんな雰囲気をそのまま形にしたいとの思いもありますが、現代では少々無理があります。只、照明器具を付けるのではなく明かりを灯す設計手法を選択することは可能です。江戸時代の空間にスイッチを押せば明かりが姿を現す。今回はそんな空間と仕上げていきます。▲次回2月末に作品展を開催するこの「こうへいくんち」は壁天井が木毛版で工場や倉庫の下地に使う材料、そして床はセメント板です。当日ブルーシートが取れたとき、この荒々しい仕上に四方囲まれた向こう側に広がる外には青々と広がる田畑が目に飛び込んで来ることでしょう▲あ!2月はまだ田んぼに水が張られていないので荒田ですね・・・お客様だけが見れる光景となりそうです▲残念!

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